ネタバレ感想 浜田よしかづ 『つぐもも』27巻

つぐもも : 27 (アクションコミックス)
つぐもも : 27 (アクションコミックス)

 大体の内容「絵のコストとエロの相関関係とは……」。前々から語られていた部分ですが、成る程この書き込みなら今回エロが多いのはしょうがないな! と目を爛々とさせられるのが、つぐもも27巻なのです。
 今回は26巻からの続きで、くくり様復活大作戦。ですが、その合間合間で、あるいは無視してダイレクトに、エロシーンをぶっこむので、ストーリーとしてはあまり進まない巻となりました。部分部分で高コストの作画も多かったから、と浜かづ屋の理由も納得な場面も多かったのはあります。ですが、エロすることに使命感すら湧いているのでは? とも思えるエロへの情熱を感じました。そんなつぐももが、大好きだよ!と、完全に飼い慣らされた私は言います。エロ、大好き!
 ということで、さーて、今回のつぐももの凄まじい、エロシーン!は?
 筆者です。浜かづ屋のエロセンシティブの高さが留まる事を知りません。真面目に作画するとストレスが溜まるんじゃしょうがないなあ、でしたが、そろそろストーリーに支障がでるのでは?と危惧もしたり。
 さて、今回の凄まじい、エロシーンは?
 浣腸の連鎖
 しらねさんは主人といたしたい
 糸信さんはキス魔
 の3本です。ひだまり荘で待ってます。きっと見に来てくださいね!
 くださいねーーー!
 んがぐぐ。
 一つずつ見ていきましょう。

  • 浣腸の連鎖

 エロには理由が必要です。これは今回の後書きで浜かづ屋が認めた言葉です。至言でしょう。そして、その理由をこめてされたのが、今回の浣腸の連鎖からのかずや軟膏です。
 話の流れとしては、黒曜さんが以前にの迷い家の面々と、というか響華と一戦やり合ったし、そのせいでくくり様は、というのがあります。で、黄泉行きの前にお風呂、となった時にその迷い家の面々と久しぶりの顔合わせとなります。
 全裸土下座(風呂場なので)で謝罪するつづら殿面々に、こちらもくくり様をどうか助けてくれ、と全裸土下座(風呂場なので)することに。そこで居所の悪くなった響華さん(当然土下座はしない)が私は何か埋め合わせないと釣り合わないわね! と言った横で黄泉行きの道案内であるしらねさんが、桐葉さんに浣腸をされる事案が発生。なら、これか! となって響華さんは浣腸されることに。成る程、これが理由……! ってぐるぐる目なったのもしょうがないと思っていただきたい。その後のかずや軟膏(これもかなりのエロ)の件まで含めて、理詰めではあるんだけどこんな理路ある!? な展開でした。

  • しらねさんは主人といたしたい

 26巻で登場のしらねさん。黄泉送りの総指揮である白羽儀様の従者なしらねさんですが、白羽儀様を敬愛、を越えてしまっている気持ちがあるのが、性欲があるなら死者ではないな。という死人試しのとこで暴露されます。そこで披露される、白羽儀様のダイナマイッ! がかなりのダイナマイッ! だったので、しらねさんでなくても生やしたくもなるわ、と思いました。つか、生えてたら良いのにとか思ってたのかしら……。エロいわ、エロ過ぎるわ! 実は地味に少ない百合要素ね! 全体的におねショタと言う方がしっくりくる感じがあるけど! しらねさんがボーイッシュだからな!

  • 糸信さんはキス魔

 かずやと一緒に寝ると、霊力的に良い。そういう知見が出たので、なら桐葉さんだけはいかんのでは? という建前で、日替わりで一緒に寝ることになった付喪神面々。トップバッターの糸信さんは、そそぐさんにエロな気分にならない酒を!と、初っ端からやらかしそうな雰囲気に。
 当然そうなります。
 そそぐさんの酒の効果でドキドキしないぞ! と思ったらそれ以上のアップが来て、いかん! と予備のをのんだものの、その副作用でたがが外れしまいます。
 そしてかずやを吸って吸って吸いまくります。
 なんと、糸信さんは、キス魔だったのです! 異世界編でこれはそういうことか? と、浜かづ屋が閃いた設定、というのが、泥縄感があって堪りません。自分で描いてて気づく! どういう次元!? 異次元!? 亜空間!?
 最後だからなんか書いとけの精神でまとめます。
 全体的にエロが多かった巻です。でも、バトル中にえろってたこともある浜かづ屋においては、こんなのは楽勝じゃないのか? という気もします。しかし、今回のエロはそれを超えるシームレスさで行われます。作画に力を入れたから、自動的にエロも力いっぱい入れ込んできたのが、27巻だった、と言えるでしょう。
 追加で捕捉しますが、ストーリー面も、ゆるがせではありませんよ? くくり様がなぜ復活しないのか、というのがやはり何かしらある、という提示もされましたからね。なんかかずやたちと一戦交えるみたいな、それも凶兆として、というので、いったいくくり様に何が? そこのとこも謎をきちんとだしてきて、楽しいものがある、けど、やっぱりエロやってる時はキレキレだなあ。
 という感想がしれっと出る、そういう27巻でした。

 『ストリートファイター5』適当調べ かりんと相手の技相性 是空(老)編

この項について

 さて、GGSTも開幕直前よって、しばらくこれの更新はしなくなる、と思います。折を見てやる予定ですけども。まあ、誰にせっつかれるでもないので、気長にやって行きましょう。
 で、今回は是空。それも老バージョンを。是空は二バージョンを切り替えるタイプなのでそれに合わせて今回はまず老をやる、と言う形に。次やる時は若でお目にかかります。
 ということで、それではいってみましょう。

第24回 是空(老)

  • 立ち中K
    • 立ち技で潰しやすい。それ程牽制力はない技っぽい。使ってるとこ見たこと無いしなあ。
    • 一応、こちらの中足は潰されやすかったりするが、大足は刺さるのであまり意義は無さそう。
  • 立ち大P
    • 立ち技が潰されやすい。意外と勝てないし、足払い潰し系が潰されやすい。そう言う技なのだろう。差し返しが微妙にムズいので、立ち技では戦わない相手である。
    • 代わりに足払いがガンガン刺さるので、珍しく中足が狙えるキャラなのか、是空。まあ大足で問題ないんだけど。
  • 立ち大K
    • 立ち技で潰すタイプの技。特に立ち大Pで潰していきたい。意外と相打ちになりにくいので、潰せたらレッセンハ! っすね。
    • 意外と足払い系、足払い潰し系が潰されやすい。打点的に上の方蹴っているのに潰される、といういつものやつ。そう使ってくるタイプの攻撃か、というと謎だけど、そう言う技もあると理解しておきたい。
  • 屈中P
    • 立ち技だとまあまあな相手。上手く置くのが難しいので、どうしてもタイミング勝負なとこがある。案外リーチがあるので、予想以上に伸びてくるので注意がいる。
    • 足払いは中足が潰されやすい。またか。で、屈中Pで意外と潰せる。何故だ。大足は勝ちやすく、立ち小キックは負ける。
  • 屈中K
    • 意外と立ち大Pが刺さる。なのに立ち中Pは刺さらない。謎いマジックである。ああ、立ち中Kもそこそこ機能します。
    • 足払い系なのに屈中Pが相打ち止まり。素直に立ち小Kで戦いましょう。足払いは屈大Kでクラカン取りやすい気がする。
  • 屈大K
    • 意外と立ち大Pが刺さりやすい。前に来るからか? 立ち中Pは何故かお察しなので基本謎い技である。
    • 屈中Pがきちんと刺さらないが、タイミング次第では、なのでやりやすい相手かもしれない。当然立ち小Kも刺さる。足払いも機能する場合もあるので、わりとやりやすい相手なのかもしれない(二度目)。

まとめ。そうねえ。

「結構不思議な相性があるタイプで、比較的立ち大Pが刺さりやすい、でいいんじゃないの?」
「そうですね」

 人には、時に訳の分からないものを求めること、とかない?

この項について

 まずカカッと書き出すと、この項はとりあえずなんかよく分からん動機で認めるものであります。なんか頭の中でクロスオーバーというか、かち合ってぐるっと一つの向井理として出てきたので、これは書かんといかんな、となったのですが、ある程度当たりをつける段になって需要あるの? みたいなことにもなってしまいました。
 なので、わりと訳が分からない項になりますがとりあえずは、訳の分からないものっていいよね、みたいな方向性は持っていたいと思っています。思っているだけなので、そこに着陸するかは未知数ですが、それを言い出すとどうにもならないので、ここは初期衝動だけで突っ走りたいと思います。
 ということで、訳の分からないものに惹かれるよね? という確認、やっていきます。

真顔の変質者から不沈艦まで

 訳の分からないというとなんでしょうかね。と謎から吹っ掛けますが、ひとまずは、どういう筋道か分からん、というのが訳の分からないものだろうなあ、というアバウトな理解でいきます。
 そういうキャラは、嚆矢としてはまさるさんやボーボボボ・ボーボボ辺りなんでしょうが、ワタシとしてはやはりトシは真顔の変質者、キース・ロイヤルを推す! と柳生宗矩を推す土方歳三ムーブしてみます。個人的に訳の分からない系、筋道不明の例として最初に触れたのがキースだったりするので、どうしてもそれに引っ張られるのです。
 そもそもキース・ロイヤルとは誰ぞ? というすくたれものもいらっしゃるでしょうから、ググれ、と言いつつも少し解説すれば秋田禎信魔術士オーフェンはぐれ旅 無謀編』の登場キャラです。コギーこと無能の家の執事をしている、んですがまあ色々あれのよ。
 無謀編の顔役と言うか、無謀編が一番頭おかしかった頃の大看板、と言うと語弊がありますが、こいつが見たいんだよ! で無謀編を引っ張り過ぎてむしろ最終的に存在が薄かったというキャラです。その使い勝手ゆえに訳が分からない系の勃興から衰退までを一人で行っていた節がある、まあおかしいやつです。
 キースは基本的に訳が分かりません。斜め上、と言う言葉が膾炙した頃なので、こういうのが斜め上なんだなあ、という理解すら出来る仕上がりです。とりあえず、こいつがなんかしてるから訳が分からないんだ、異常を出さない仕上がりです。こればかりは口にするよりは読んでもらいたいと思うところです。得られる感情を言語化するのが妙に難しいやつなのです。
 キースが訳が分からなかった理由は、おそらくその使い方にキーがあると、見ております。とりあえず無茶苦茶しても、最終的にキースを出せば解決する。してないけど、オチはつく。そういう最終兵器執事だった、ということです。訳の分からない展開にしてもキースでどうにかする、というのは本当に沢山あるんですが、キースの許嫁が来る回などは特に訳が分からないというか、もう訳が分かることをしようとしてない回で、今思い出しても記憶に鮮明に残る訳の分からなさでしたが、文章のものなのに文章にするのが難しいという謎の状態になるので、本当に勘弁してほしいです。今でも思うけどなんだったんだあれ。
 この、訳の分からない展開になってもなんとかする、はまさるさん辺りには通底するものがあります。まさるさんといって何の事か分からんとかうせやろ……、ですが、それはググれとして、まさるさんは結構無茶な話も折りたためるキャラがいるので、無茶苦茶訳分からんけど、なんとかなっていたという風に考えています。
 が、ボーボボボ・ボーボボまでいくと、訳分からんを訳分からんと言うオブラートで包んでいくという、つまりビュティが、ツッコミ役がいても何もかもが訳分からんという、傑出した立ち位置になってきます。ストーリーとか、まさるさんまでのギリギリなんとかなっていたとこを、訳は捨て去る物。とトキ声で言い出したのが、ボーボボだったのだ、という理解になってくる訳ですが、既に訳が分からない話になっていますね。このまま行きます。
 で、この訳が分からないの新パターンとして、『ウマ娘 プリティーダービー』からゴールドシップが御こしになる訳です。『ウマ娘』は基本ちゃんとした話なので、その中の異端としてゴールドシップはあるわけですが、それを差っ引いても訳が分からないので堪りません。個人的にはキースとタメ張れるのはゴールドシップしかいないという謎の信頼感すら生まれています。『ウマ娘』というストーリーとちょっと隔絶したがゆえに、キース並みの、もうこいつがするから訳分からんことなんだ、という大悟を得られるタイプです。実際訳の分からんことをしているので、尚更訳が分からん、訳分からんを訳分からんのオブラートで包む感じは、ボーボボを彷彿とさせるところすらあります。成程、新時代の訳分からんだな、という理解になるのです。

垣間見えるものがあると逆に混乱する

 しかし、ゴールドシップは色々無茶苦茶なんですが、偶にこの子普通にかわいいのでは? という瞬間が垣間見えたりするから困ります。ミリ秒でんなわけねーだろ……になるんですが、でも瞬間瞬間では可愛い気がするのです。ドロップキックの後の一瞬のいい顔とか。もうこうなると完全に製作者の思うつぼなんでしょうけど、これを狙って出せているからゴールドシップは恐ろしいのです。
 ゴールドシップとタメとしているキースもよくよく考えるとちゃんとしているところはありました。無能の姉、ドギーさんの夫に対してずるべた腐りジャム野郎と言う、というそこのとこだけ取ると意味の分からないシークエンスがあるんですが、ここでちゃんと先代の遺言でそう言いつけてたので守っている、そしてそういう時は噓では言っていない、というのがドギーさんの態度で分かるというのをやったりしています。あれだけ奇態で頓狂なキースに、仕事に対しては真面目である、と言う部分があるのが垣間見えるのです。
 そういうちょっとしたところでちゃんとしているの垣間見えるのほんと止めて! そういうのギャップとはまた違うんだけど、なんか性癖みたいなのにクリティカルヒットする! ってなる訳ですよ。
 キースはハーチョイ、『魔術士オーフェンはぐれ旅 ハーティアズチョイス』でも、職務には忠実だ、というのが描写されてましたが、それの結実がラストのあれ、というので三周くらい回ってその垣間見え! ってなるので、訳の分からないもの好きには堪らないものがありました。そこに至る過程がキングクリムゾンされているから、全く訳が分からん! で、そこにいるやつみなごろしなんだろ? 尚更! ってなるんですよ。でも、職務には忠実。私に、どうしろというのだ……。ってポルナレフ顔です。

訳の分からないものとしてのあfろ『月曜日の空飛ぶオレンジ。』

 そういう、訳の分からないものから突如としてお出しされるものに弱い人には、あfろ『月曜日の空飛ぶオレンジ。』がお薦めです。と、唐突にお薦め漫画紹介の呈をしだしますが、いや、これほんと訳分からんのにいきなり素敵な顔を魅せたりするんですよ。
 そもそも『月曜日の空飛ぶオレンジ。』が何か分からん人も多いでしょうから、それについて解説すると、『ゆるキャン△』で一山以上あげてるあfろ先生のきらら処女作が『月曜日の空飛ぶオレンジ。』です。六日島というところで繰り広げられる、訳の分からない事態の応酬。それが『月曜日の空飛ぶオレンジ。』です。信号機の苗とか、電波で人が集まる山とか、ひもを引いたら虚空からなんか降ってくるとか、横に寝がえりを打ったら死ねる建物とか、全編において訳が分からないで押してくる、という強度の訳分からん漫画ですが、その中にあって登場人物のヨシノの、その兄の関係の話が、ちょっと常軌を逸してエモいんですよ。
 最終的に時間軸が兄とはずれてしまうんですが、それが異常なエモさを醸し出す、という、これもまた垣間見えるそれのせいですっとこどっこいなとこが、この下敷きがあってこの訳の分からなさ! という感じに立ち上がってきます。馬鹿め、の展開がそこだけ取り出すと訳分からんのに、ちゃんと読むとエモさ爆裂究極拳なんですよ。これを知る為に、全人類は『月曜日の空飛ぶオレンジ。』を読むべきだとする過激派になりたいくらいです。
 しかし、この漫画の場合、訳が分からないがキャラではなく舞台に、背景世界に設定されているのがまた面白い所です。今まではキャラクターが訳分からん、というのを見てきたので、一層それが明確になるかと思います。この辺、訳分からんの系譜というのが、ファンタジーやSFからミステリーから移っていった、という見方も可能かもしれません。訳が分からないなりになんとかやる、というのが、時代と共に推移している、という事を考えてもあながち間違っています。

訳が分からないとは

 と大上段で最後のまとめとしようとしましたが、まとめの言葉が出てこないので困ってしまいます。ただ、訳が分からないはあまり長くなると製作者側がきつくなる、という側面はあるかと思います。
 実際問題、訳分からんの権化であるキースも、無謀編が終盤になると出番が減っていきます。あまりに便利だった、というのと、あまりに野放図だった、という理解を勝手にしていますが、とにかく無茶苦茶を、というのは大変なのが、そこに現れていると思うのです。
 それに、人は慣れてしまうものです。だからこそ、それを常に上回る、というのが大変という側面もあるのだろうなあ、と。そう考えると『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』はあれだけカオスなのに20年以上続いているから凄すぎますね……。増田こうすけ先生は神なのではないだろうか?
 と、最後に増田こうすけ神説を唱えて、この項は終わり。お疲れさまでした!

 『ストリートファイター5』適当調べ かりんと相手の技相性 ファルケ編

この項について

 もはや恒例になりつつありますが、やる気ない期間が生まれるのはしょうがないんです。人間、疲れると寝るのです……。
 さておき、今回はファルケ編となっております。意外と難物というか、組みやすい所と組みにくい所があって、中々面白いじゃねーの、ですが、使ってこない技も多いかなあ、ってなっております。
 ということでそれではいってみましょう。

第23回 ファルケ

  • 立ち中K
    • 先端相手なら、立ち中Pや屈中Pなどが刺さる。その間合いで使わないよなー、はあるけど、足払い潰しとして使ってくると思えるので、それらを潰される間合いならば、という所はあるかもしれないと思ったが、案外足払い刺さるのよね……。
    • 打点が高い立ち大Pとかは潰せないので、むしろ立ち大Pに対する選択かもしれない。それあるの? 感は付きまとうけど! そして屈大Pでクラカン取れるという謎もあるけど! というか変な当たり方するなあ!?
  • 立ち大P
    • 立ち大Pと相打ちになる、というので面倒な相手。こういう打ち下ろすタイプは立ち中Pには難的過ぎるのである。先端などでは返すことはできるのか? まである。
    • 足払い系も潰されやすい。足払い潰し系もね。打点の相性が悪すぎる……。
  • 6大P
    • リーチの先端では返しにくい。少し詰めて伸びてくる食らい判定に攻撃をぶつける感じでいきたい。つまり上手く寄らないと返しづらい技、という事が出来るだろう。
    • 足払い潰し系及び足払いは全滅。大足が少しだけマシレベルなので、後は推して知るべし。まー、リーチ系にはこの辺は弱いからなあ。足払いはすかせよ、はあるんだけど。
  • 立ち大K
    • 結構強いかもしれない。普通に足払いが潰されるからである。スカると思ったけど、ブチ刺さりました……。足払い潰し系も当然駄目……。かりんの座高の高さ……。大足が刺さる可能性があるのだけが救い……。
    • 立ち技でも対処し辛いので、屈大Pでぶん殴るくらいしかすることがない。ま、差し返せばいいんだけどね! 差し返すのも屈大Pがリターン高くてお薦めです。
  • 屈中P
    • いい具合に足払い潰しされる。ファルケの立ち中Kとは……。足払い潰しとは……。ああ、こっちの足払い潰し系も忌憚なく潰されます。
    • 立ち大Pがいい感じに勝ててリターン高い。立ち大Kも相打ちオーケーだが、そうなるのタイミング難。狙えるレベルかしら?
  • 屈中K
    • 立ち大Pが刺さる程度には、食らい位置が高い。立ち中Pでも圧倒出来るくらいに。足払い対策技もきっちり使えるので、ファルケこの技使ってないような気がしてきた。
    • 食らい位置が高いので、屈大Pを当てることが可能。クラカンもするので、わりと美味しい。でも使ってこないか……。
  • 屈大K
    • わりと体の食らい判定が前に来るらしく、立ち中Pや立ち中Kが刺さりやすい。立ち大Pも。リターンを考えると立ち大Pが狙いたいラインである。
    • 足払い潰し系は立ち小Kが安定。屈中Pが意外と負ける。代わりに立ち中Pが刺さると考えた方が良いのかしら?

まとめ。そうねえ。

「案外判定の関係でちぐはぐした印象だけど、6大Pと屈大Kは厄介だ、でいいんじゃないの?」
「そうですね」

 ネタバレ?感想 よしむらかな 『ムルシエラゴ』19巻

MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ- 19巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ- 19巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

 大体の内容「いやこれ凛子ちゃん主人公やろ、この漫画」。ということで、今回の犯人キルは凛子ちゃんが受け持つこととなり、つまり凛子ちゃんこの漫画の主役可能性すらあると、勝手に思ってしまうくらい凛子ちゃんフィーバーだった罰恋編が終了するのが『ムルシエラゴ』19巻なのです。
 罰恋編、犯人が気持ちは分かるんだけどやっていることが1000%あかんという、雨の日の誘拐犯と似た所がある、と思ったらその被害者家族だった、というネタがぶっこまれて、禍根、という言葉を書き連ねたくなること請け合いな展開でした。
 罰恋編の犯人は、雨の日の誘拐犯みたいなスーパーむごいことにはならなかったものの、犯罪から犯罪が生まれる流れと、犯人のそこだけは確かにあった、と言う気持ちが同時に励起してきて、なんでこんなことに……。とならずにはいられませんでした。苦い。
 で、なんで黒湖がサツガイしてないの? ですが、今回は犯人が来ると目星をつけたとこがとタワーだったのです。そのエレベーターが使えなくされており、となるとどうやって登るの? ですが、藍子さんのワイヤーワークとひな子ちゃんパワーです。まあ無茶をしたというのだけは確かですが、そうなると黒湖は重すぎるのよ。あいつデカ女だから。こういうのなら軽い凛子ちゃんが適任、となった訳です。
 さておき。
 罰恋編の最後の流れは、この回の流れ、ある犯罪から、と言う部分をきっちりショウカした形で決着します。のえるちゃんの父をサツガイしたのは、凛子ちゃんです。そのことを、ちゃんと言う、と覚悟は決めていた凛子ちゃんですが、その土壇場で先手を、もしかしてパパを殺したのは、という質問をされてしまいます。
 こっからの流れが、罰恋編の犯人とのえるちゃんを分かつところとなっています。罰恋編の犯人と同じように犯罪で家族を失ったけど、それを乗り越えてしまうのです。つまり、愛だな! 愛だね! なのです。
 正直に言って、それが正しい選択かと言われると、そういった相手にお前が正しいって誰が決めたよ、って言いたくなります。言われてしまえば、嫌うしかできなくなるけど、そうできないくらいに好きなんだ、って訳ですからね。正しい、っていったその口にそれ程の覚悟があるのか? であります。でも、案外茨道というか、いつか破綻しそうな気はしますが、それでもそれを選択したのだから、そうなって後悔は出てこないだろうなあ、とかなんとか。というか、ここもある意味主人公ムーブだな? 凛子ちゃん主人公可能性はまだまだあるということか?
 さておき。
 お話面では添え物だった黒湖ですが、今回は人妻を二人もちゃっかり頂戴してたのが印象に嫌でも残ります。傷心の母親を、玩弄するのです。いや玩弄は違うか。弄んではない。ちゃんとその気持ちの虚を癒そうとはしている。そこに嘘がない。その前段階ではかぎかっこの嘘八百だったのに、そこに至る話になるとちゃんと本当のことを話すから始末に悪い。究極、女を抱きたいだけなんじゃねえかこの黒湖。という感想も出てしまいますが。
 だって、人妻抱いた! それも二回も! というのだけ見ると本当に女抱きたいだけにしか見えねえんだよなあ、今回の黒湖。張り込むポイントを絞った点はお手柄なんですが、それが特に人妻二人抱く必要がなかったっぽいので、ホントこいつ趣味に生きてねえか? まであります。殺すか女を抱くかしかしない、ことはないんだけどそこが異常性高くて記憶に残り過ぎるんだよなあ……。
 さておき。
 次は温泉回、にただなるだけならいいけど、ちょっと色々ごたごたするんだろうなあ、という雰囲気が次回予告から発されており、というか、こんなベタにクローズドサークルするの、悟老人の悪人サツガイ館以来では、とか思ったり。あれはあれでクローズドサークルかと言われると謎いですけど、ここまでベタなの、逆にあんまりしてなかったというのは盲点と言えるでしょうか。あるいは、記憶違いで他に似たようなことしたことあったかも? 再読せねばな……。
 とかなんとか書いて、今回の感想は終了! したらな!

 ネタバレ?感想 クール教信者 『チチチチ』5巻

チチチチ 5 (ヤングチャンピオン烈コミックス)
チチチチ 5 (ヤングチャンピオン烈コミックス)

 大体の内容「πでずるのーだけーしかー」。シリアスなところも偶にありつつも、πでずる以外のエロ行為一切不明! という部分が貫き通し過ぎたせいで何かが狂っている状態になりつつある漫画。それが『チチチチ』なのです。
 何が狂っているかと言うと、同棲してイチャイチャしてエロエロして、いるのに万光さんが童貞だということです。あそこまでと言うレベルでラブラブでエチチしているのに、ホールインしたことがないのです! 万さんが僕は童貞なんですよ! って言うシーンがあるんですが、それはその通りなのに、なんか釈然としないものがあったりしました。あれだけエチエチなことしていて、でも童貞ってなんかおかしくねえか……?
 そんな童貞のままなのがおかしく感じるくらい、この漫画のπでずるのはエロいのです。πでずるのはジェネリック性交ではないんですよ! というクー先生の魂の波動をすら感じます。それぐらい、ちゃんと性交としてクソタレエロいのです。4巻でも、このπでずる以上のことをセイコウするのだろうか? という感想を持ったんですが、それが更に推し進められつつあり、本当にπでずる以外のセイコウはないのかもしれない、と錯乱してしまうレベルです。
 というか、ホールを使う、って発想が全くないんですよね、珍太郎さんにしても真奈菜さんにしても。知らない訳じゃないっぽい。というか性教育の教科書が珍太郎さんの家のある辺りが狂っている、エネマグラが当然のように図示されていたり、なので、知識としてはあるし最悪やったこともあるのかもしれない。
 でも万さんには常に胸で仕る辺り、万さんの性癖に合わせてあげよう、という理路なのかもしれません。相手のされたいことをしてあげる、とか、どういう性教育なんですか!? ではあります。ある意味正しいんですが。
 さておき。
 ストーリーの一つの着地点として、珍太郎さんのギリの母、華名菜さんが4巻にて登場した訳ですが、精神ヤバイタイプだろうと思ったら、性交の快楽で世界に愛を! という、ミルコ・クロコップ顔で「お前は何を言っているんだ?」な発言が飛び出しました。周りの人たちも、華名菜さんならそれが出来る、と信頼を寄せており、でも色々考えて何が何でもおかしくねえか!? な訳ですよ。人は性欲のみに生きている訳じゃないでしょ? と。
 でも、言ってあれですが、性欲を満たし続けられれば、ある意味では平和というのは確かにあるのかもしれない、という錯乱もしてしまいます。
 実際、華名菜さんのメインで活動している辺り、珍太郎さんの郷里では、国公認の性産業の街となって活況らしく、ならエロい気分を上手く平定すれば、人間何でもよくなるのかもしれない、とは思ってしまいます。
 とはいえ、華名菜さんサイドは珍太郎さんを上手く家に戻したい、という目論見があり、それで万さんを納得ずくで手の内に入れようと画策したりします。当然、おっぱいのデカいねーちゃんもあてがうよ! それともここでエロるか!? とかやってくるので、頭おかしいのは間違いないんですが、あるいはそっちに生きた方が楽まではあるのでは? ということも思ってしまいます。
 手厚く扱われ、好きな人とも一緒にいれるし、それ以外のエロも完備。金も潤沢、となるとよくよく万さんはその魅力をはねのけれるなあ、と感嘆してしまいます。それが提示されたとこでは、万さんも、実際に取り込まれたら戻れなくなる! と見切って遁走してたので、あれはかなりの魅惑だったかと思います。
 しかし、華名菜さんはどうしてあんなにエロ方面の人の信託が厚いのか、というのも、この巻最後一個前の話で提示されます。以前の真奈菜がヤバくなった時にも似た、しかしそれ以上の淫の気を華名菜さんは出す模様です。道に迷っていた華名菜さんを助けたら、オートでそういう展開になってしまった万さん。その少し前の回でエロセンシティブを手に入れていた万さんが逃げよう、抗おうとするものの、あまりに強い淫の気に正気が削られ、相手の体をむさぼり始めて……。
 一応、その場はなんとか難を逃れた、ものの、次の回ではちょっと廃人になりかけてしまう形に。華名菜のヤバさが如実に出た格好です。エロコメ漫画でラスボス、って言葉がしっくりとき過ぎて、華名菜さんはなんであんなことに? となったところで、6巻にてその顛末が語られる、という前振りが始まりました。この漫画どこに行くの!?
 となりつつも、その顛末超聞きたいので、6巻には早く出てもらわなくては困るな、となるのでした。

 『ストリートファイター5』適当調べ かりんと相手の技相性 メナト編

この項について

 バージョンアップしたら大変だから止めていただきたいわ! と思いつつも、特に改修はしないという、かりんの牽制相性調べです。
 今回はメナト編です。辛いイメージがあるんですが、実際辛いとこもありました。勝てんどころの話じゃなかった。
 ということで、それではいってみましょう。

第22回 メナト

  • 立ち中P
    • 出始めに食らい判定が前にくるところがあり、そこに合わせられると結構勝てる。立ち大Pがリタ―ン高め。立ち中Pはリーチ的に厳しめ。立ち中Kは判定的に厳しめ。
    • 足払い系や足払い潰し系などのリーチと打点の相性が悪いのはことごとく負ける。というか足払い! もっとくぐれい! 大足でも割とつらいんですけど!?
  • 立ち中K
    • 立ち中P相手よりはやりやすい。立ち大Pがやはりリターン見込めるか。立ち小Kも偶に勝てたりするのは嬉しい。
    • ただ、足払い系はもっと辛い相手。足元の食らい判定小せえ!
  • 立ち大P
    • 基本的に打ち勝てる技だと思わない方が良い。こちらが体に当てられる間合いならいいが、そんな間合いで使われる技ではない。
    • ガード後にジリジリ詰める以外ないパターンですね……。
  • 屈中P
    • 発生早い方なので発生負けしやすい。とはいえ、立ち大Pとか刺さるのでやりやすくはある。立ち中K? ははっ。
    • 見た目以上に足払いに強い技。置かれると、中足大足どちらも負けやすい。リーチが少し短いのだけが救い。
  • 屈中K
    • オーソドックスな中足。潰し系の立ち小Kと屈中Pで潰しやすい相手。
    • 代わりに立ち技とかがほぼ通用しないので、面倒。タイミング次第ではあるけど立ち大P刺さらんでもないのが救いか。
  • 屈大K
    • オーソドックスな大足に見えて、意外と強い。立ち小K、屈中Pはクラカン食らいやすい。
    • 他の技もあまり通用しない。立ち大Pが近ければ機能するが……。それか大足の先出しか。無理して勝ちにいかなくてもいいかも。近ければガード後大足も通りますし。

まとめ。そうねえ。

大パンチと大足に殴り勝てない方だから、ガードしつつどっかで飛びしないと、って組み合わせって感じでいいんじゃないの?」
「そうですね」