層について。

意識的にこちら辺りの続きとして。
簡単にまとめると、「このライトノベルがすごい!2005年度版」が直視できない層もありますなあ、という話です。 この場合の直視できない理由は主に気恥ずかしさからなわけですが、私はどうにもこう、キャラクター紹介部分がなんというか恥ずかしさを感じるわけで。 「何で俺この年になってドラマガみてるかなあ〜ー?!」というね。 この辺はおおむね薫さんと意識がかぶります。
で、気恥ずかしさを感じる、つまり受け入れがたいわけですが、その受け入れがたい部分によって、ある程度階層分けができるのかな、と思い立ったわけで。
というわけで軽く階層分けするなら

  • ライトノベル」的部分からして駄目
  • ファウスト」まで許容できる(文章部分のギリギリ?)
  • 活字倶楽部」まで許容できる
  • 「電撃hp」まで許容できる(イラスト部分のギリギリ?)
  • 「ザ・スニ」、「ドラゴンマガジン」まで許容できる
  • 「megamiマガジン」まで許容できる(イラスト部分のある意味極地)
  • なんでもこい(気にならないか、気にならなくなった)

ってな具合になるんかな?
んで、階層的に「活字」と「電撃」の間くらいに「このライトノベルがすごい!2005年度版」が相当すると思うのに、「ザ・スニ、ドラゴンマガジン」の階層の雰囲気がでてくるので、「あれえ?」という感じになるのかなと今思った。
さて、これは置いておいて私信的に。
感想面で意見が分かれるのは、当然起こりうる事ではあるのですけれども、一枚岩に見える「マニア」の中でも結構意見の差異があるっていうのは、自分も感じます。
「ラスト・ビジョン」は顕著ですねえ。 自分もかなり好きですけど世間的評価は「あれ、低い?」って感じしますし、川崎康宏さんなんてもうちょっと売れても良いとか思います。
学校を出よう!」に関しては結構世間よりかもしれません。一巻はどうにもこうにも読むのが疲れましたからね。 ただラストは、今の所の谷川流作品でも一等高い名ラストだと思ってます。 で、今続いてるのも最終的にはあのラストに繋がる形になるなら有りかな、って思ってみてます。 四巻で止まってまだ「第一部完」まで辿りつけてないんでどうなってるかなーって感じですけれども。
さて、層分化については、やっぱり受け取り方の差が層を生み出していると思いますけれども、なんでこう、妙な差が出てくるんでしょうねえ。 個性って言ってしまえばそれまでですけれど、ある程度分化できるって事は、やっぱり何かしらの因子みたいなのがあるのかもしれない。 それが何かって言われても「?」ですけど。
うーむ。 われらを分かつものはいったい? 謎だけが深まってしまいました。