どうでもい話だが、妹から「鋼の錬金術師」を一式賜る。 元々私が買っていたのを妹とダブるという理由で売り払ったから、引越しを前にそれをくれたのだろう。
しかし、「鋼の錬金術師」、今でも飛ぶように売れてるな。 昔東京の方にいた頃、丁度アニメ化するって事になってたある日。 本屋にふらふらといったら、怪現象。
なんでいる人いる人全員「鋼の錬金術師」をもっていますか? 怖いくらい皆持ってるその光景は一種のトラウマになっています。
あれが、曰く「飛ぶように売れる」という事態なんだな。
「それでも町は廻っている」へ(今月のヤングキングアワーズ)
去年末に書いたようにアワーズっていうのは、
これはノルマというかカルマというか読者の求めるレベルは高いけれど、隙間をみつけて一点集中で突き抜ければ、付け入る場所はあるんです。
たとえば「ジオブリーダーズ」はアクション大馬鹿一代だし「トライガンマキシマム」は内藤泰弘的かっこよさ全開だし「ヘルシング」はオタ燃えメソッドを叩き込んで叩き込んで叩き込んで叩き込んで叩き込んで叩き込んだ作品だし「惑星のさみだれ」はガッキガキに曲がった鉄棒を真直線に突っ込んでくるし「アニメがお仕事!」は鬱と燃えを両立するし「ナポレオン〜獅子の時代〜」は俺時空化で史実をぐちゃぐちゃにするし「朝霧の巫女」は巫女物なのにどんどん萌えではなくハードボイルドになるし「エクセルサーガ」はどんどんギャグから離れてドコドコいくのかしらんのに何か楽しいし「カムナガラ」「イノセントW」辺りは存在自体がすごいし「妄想戦士ヤマモト」は作者が普通なのを描けるのにあえてハードテンションの道をえらんだりするしで、もう大変。
で、
「それでも町は廻っている」なんてその典型ですね。
なんて言ってましたが、今月のを読んで、妹と話をして、考え方を変えました。
この漫画、消力を使っているッッッ!
「それでも町は廻っている」は毎回毎回噛み応えが硬かったりやわらかかったりと、バリエーションのある漫画だったんですが、今回のオチへの流れは主役の歩鳥以上に読者が置いてけぼりを食らいます。
「噛んだ!」と思った力がそのまま抜けていく感覚。
まごうことなき、消力です。
とりあえず、妹との話し合いで「この漫画家はやばいね」という事に決定。
今後も気が抜けない!
今月の八房龍之助劇場(宵闇眩燈草紙の感想)
ざっくりで。
- 一段落。
- ……いいのかなぁ、あの大陸に砂漠地帯作って。
- すぐ元に戻るって、んなわけねえだろ。
- なんでいるの管区長。 なんで子供背負ってるの。
- 「わかりません」
- 操さんは、麻倉屋さんの次くらいに性質が悪くなったな。
- 2巻が懐かしくなった。
- これにてシホイガン編終わり。
- そして日本へ。 えーーー。
- コレクター魂なのか。 それだけであんなことしたのか。
- まあ、んなわけねえだろうけど。
- 海。 海かよ。
- ああやっぱりね。
- 「なんでついてきちゃったんだろう」
- なんでついってちゃうんだろう。
- 磯の香りは駄目だった椎名さん。
- 「尺足りなかったんだよ」的逆ギレ感がたまらん。
来月からどうするんだ。