なんだか「週刊新潮」にのっていた、「福田和也の人」著の「ビルを殺れ!」ツッコミを唐突に思い出してみたり。
結局の所、
「何で続きおるんじゃあ、われぇ! 一回ですまさんかいや!」
という内容だったと記憶していますが、その言い分で行くと、
「おぁ? 続いたら、なんぞぉおえんけーのぉ?!」
広島弁で言われて終了だなーと、なんとなく。
一応理由っぽい事は書いてましたけど、「深作欣司どうこう」って、ほとんど理由になってないし。*1
さてさて、二部構成の何が悪いかを妄想してみましょう。
- 話を理解する為には、全部見ないといけない
- 一つの話に二回分の料金と時間と手間が必要
- 一回目の入りが今ひとつだと、二回目が観賞出来なくなる事がある
と、この程度の事が問題として上げられないでもない。
けれど、福田の人が「次が大コケすればいい(意訳)」とまで言い出すほどぷりぷり怒りだす理由としては、あまりに弱いと感じます。
「続きやがって!」って、続きもんである事は、はなっからあちこちで喧伝されていたことですから、*2そこで怒る位なら見に行く方が変ですし。
「前情報一切無し、出たとこ勝負で見に行ったら、つまらなかった上に続き物」
ということなら怒るのもやむないかもしれませんが、件の文中では面白かった*3と書いていたから、それも無い。
というわけで、あの人は何であんなに怒ったんだろうか知らん? と気になって仕方ありません。
う〜ん。
「なんか言ってやろう」な気分で見に行って、今回だけじゃ言うに言えないから怒った・・・、ってあまりにもありえないよなぁ。
結局、何がしたかったんだろうか?
謎が深まる、冬の夜でした。