もうすぐ出る

 そろそろ、電撃文庫新刊が出る時期です。
 今月は万難を排して、成田良悟の「バウワウ!」をフライングゲトして読みふける所存です。
 ええもう、読んで読んで読み倒しますよ。
 これでもかと読んで読んで読んで読んで読んで読んでふふふ読んで読んで読んで読んで読んで読んでははは読んで読んでくきき読んでヨンデ読んでききき読んでくくく読んでふははははははははは読んで読んで読んで、
 
 
 
 少しばかり取り乱しました。瑞人パターンを使うくらいにね。
 さてさて、上ではちょっとばっかし上げる方向を間違えた感が有りますが、現在来る日に向けて「バッカーノ!」を再読して、テンションアップを図っているのです。
 ちなみに、読むのは今回で通算四回目。
 なんと言いますか、重い展開でも比較的軽く感じるからか、なんとなく片手間に、という時に妙に最適ですね。
 まあいろんな片手間に読んでるせいで、本がどんどん傷んで来るのが難点ですが。(もう一冊買うか)
 そういうわけで、こればかり読んでいるせいで、他の本が進まないのが最近の悩み事です。
 ああ、小川一水の山に手がつかない・・・。
 いや、弱気になるな。 読むんだ読むんだ読むんだ読み倒すんだむしろ叩き潰すんだ!
 今日は妙なスイッチが入っているようで、大変いい塩梅ですね?
 聞かれても困る? それはごもっとも。
 じゃあ、困惑ついでひとつ妄想をば。流し流し聞いてくださいな。
 さて。
 ライトノベルって、オタクの人の場合ですら、それに対して耐性のある人以外に読ませづらい、無茶を言えば読ませたら悪い気すらしてくるじゃないですか。
 でも、「バッカーノ!」って普通の人―って変な言い方ですけど―にすら薦められそうじゃありません?
 え? ああ、絵ですか。 絵があるのはだめだろうと。
 確かにそうですね、絵というかイラストですか、それが問題としてありますね。
 でも、ですよ。
 仮に絵を取っ払うとすると、「バッカーノ!」の魅力はかなり落ちるのではないかと思うんですよ。
 私は「バッカーノ!」の魅力というのは―特に処女作では―最初の口絵(と文章)の補足があってこそ、だと思ってるんですよ。
 あの補足がなかったら、誰が誰で、なぜ最初にその場所にいたのか、これがさっぱり分からなかったに違いない上に、「バッカーノ!」の雰囲気を買おうとする人に伝えることが出来なかったでしょう。
 つまり、あの口絵はむしろ無いと困るくらいに、「バッカーノ!」に必要なものなのではないかと思うんですよ。
 だから、イラスト込みで薦める必要があるんです。
 えっ、はい? それでは結局の所、普通の人には薦めづらいことに変わりは無いんではないかって?
 まあ、そこをなんとか苦心して―最低でも、「読書家」に薦められる位の―方法を考える必要があるかもしれませんね。
 え? その方法って誰が考えるのか?
 知りませんよそんなの。 まあ、大塚英志さんとかはやってくれそうに無いですからねぇ。 自分流にて個人個人が考えればいいのでは?
 へ? 薦められるって言い出したのはお前だろうが、ですか?
 はははははは。じゃあ私はこれで。
 
 
 …………。 
 いや、もう自分でも何がなんだか分からないくらい興に乗ってしまったのです。
 あ〜、いらんスイッチ押したなぁ、今日は。