ちょっと年末用に何か書いてみるつもりでしたが、時間的に面倒なのでそれは年始のネタに回して、今年(2003年)のライトノベル作家“よかった探し”でも。
では、さっそくいってみましょう。
- 名前が売れて、よかったね。
まず成田良悟さんですね。
なにやら気が付いてみたら、今年のライトノベル新人の中で、もっとも思い入れが強い人なってました。
肩肘張らずにまったり読めるのが、私の中では良かったのでしょう。
緊張度の高い物は、楽しいのは楽しいのですけれども、どうも疲れるというか。
なので、この人位のノリが一番しっくりくるようです。
「バッカーノ!」がそれなりに話題になったようですし、来年以降もこの人の本をまったり読みたいものです。
次点は高橋弥七郎のひとで。
「灼眼のシャナ」が順調に売れてラジオドラマ化までしたので、今後も安心でしょう。 ファンとしては早く「A/B」の続きを書いて欲しい所ですが。
- 受賞作だけで消えなくて、よかったね。
ここは海原零さん(銀盤カレイドスコープ)ですね。
今年の新人の人の中では、もっとも図抜けている人だと思うので今後の活躍が期待されます。
次点は貴子潤一郎さん。
受賞以来音沙汰が無いように見えますが、地味に「ドラマガバトルロイヤル」誌に短編を書いているようなので、次回の龍皇杯辺りに出てくると見て、まず間違いないでしょう。*1
- 小説を書いてて、よかったね。
この項は冲方丁さんに。
SF大賞取れてよかったね、ということで。
その余波か、「カオス・レギオン」が近所の本屋で売り切れてました。
次点は滝川竜彦さんで。
こっちはまた書けるようになってよかったね、ということで。
正直、今の仕事量はこなせているのか? とか思う事もありますが。
以上、今年のライトノベル良かった探しでした。
来年もライトノベルを存分に楽しみたいものですね。
それでは、私はこれから年またぎ「ROD」鑑賞会に入りますので今年はこの辺で。