ある一日の盗み聞き 〜または単なるデマ〜

秋葉原の某タワーに行った時のこと。
いつものようにえっちらおっちらエスカレーターをのぼって上の階を目指していると、ライトノベル(一応小説だけど)の階でなにやら店員(もしかすると店長か?)と話し込んでいる人がいる。
本を物色しながら話しを聞いていると、どうやらどこかの出版社の営業さんらしい。
しかし、それにしては聞いている内容が妙なのである。
普通の営業さんなら、「これをもっと広く置いて欲しい」とか、「これを使ってください」とか云ってPOPを渡していったりとひどく強引なはずなのに(偏見)、そういったことは無く、ライトノベルについていろいろ聞いているようだ。
不思議に思ってその回りを周回しつつ、話しを聞いているとどうやら新規でライトノベルを出そうとしているらしい。
「このご時世に、大層無ぼ・…、チャレンジブルな所もあったものだなぁ。しかしどこの出版社だ? スクウェア・エニックスかな、やっぱり。」
そんな事を思いつつ話しを立ち聞いていると、二人はライトノベルの新刊の方向へ。
それにくっついていき、様子をうかがっていると営業さんの所が出していた本の売れ行きとかを話している。
「児童書の方だったから…・」「結構売れてますよ・…」
児童書?
あれ、スクウェア・エニックスって児童書出してたっけか?
不審に思い、二人が見ていると思われる場所を確認すると…・。
これ
な、なにぃっ?!これの出版っていったら・・・・!
隣がスクウェア・エニックスのものだから、もしかしたらそっちの事だったのかもしれないけれども、こっちの方がべっこりと凹んでるし、なにより「児童書」っていってたもんな・・・・。
 
そんなわけで、今年はまた、大変面白い事が起こるようです。その筋の方は注意されたし。
最後に。
某タワーの店員さん、挙動不審な行動してすみませんでした。