感想二つ

内容を要約すると「子爵と市長の負けず嫌い比べ」
先月の「デュラララ!!」が大変良かったのでどうしてもそれと比較してしまう運命にあるわけですが、この「ヴぁんぷ!」もなかなか良かったのであります。
なんといっても「ヴォッド」の偉大なる小悪党っぷりはすばらしい。自分の中の欲望を善悪呵責際限なく追い求める姿は、小悪党であるのにもかかわらず大変にかっこいいです。
これも「デュラララ!!」同様、一回で終わるのはもったいないなぁ。シリーズ化希望しますよ、ええ。
それにしても、エナミカツミさんはどんどんうまくなってんなぁー。p318〜p319のフェレットの顔とかすごく良い。
さて。
今回の「ヴぁんぷ!」、成田良悟さん特有のたくさんのキャラが右往左往する話なわけですが、今回は対立の軸が比較的わかりやすいのでそういう面での困惑度が低く、成田良悟入門編としては最適かも知れません。
「手を出してみたいけど、どのあたりから手をつけたら良いかなぁ」と考えている方は、「ヴぁんぷ!」から!

内容を要約すると、「雪の別荘地で!」
この作品は主役二人が「稀代の無敵カップル」となっていくのを周囲の人たちのように暖かい目で見守っていくのが唯一にして最大の楽しみなので、いろいろと新キャラが出てきても基本的にアウト・オブ・眼中なのですが、今回出てきたエレメンツィアは結構良かったかもー。
微ボケな所が大変つぼにはまったので、それが発揮される舞台がくればいいなぁ。
次は魔王の人登場? だそうなのでその時に期待。
そして、絵師の人が相当気合を入れて挿絵を描いています。「悪魔のミカタ」も三巻目から唐突に気合の入った絵になっていったのを思い出しますね〜。やっぱり人気がでると絵師の人も気合が入るのでしょうか?