感想。

内容を要約すると、「現代に来た織田信長が快刀乱麻の大活躍。」
この本、元々は購入予定に無かったんですが、日刊リュウイチさんの所で内閣総理大臣織田信長を引き合いにだされて語られては(こちらの8月22日参照)*1、その漫画を単行本を飛び飛びながらも読んで爆笑した身として、あにこれを読まぬに済ます事あらんや、とわざわざ反語を使うくらいに読みたくなったので、購入のち読み。トコロによって少し積み。
それはさておき。
人物描写が主役三人以外やや弱めとか、やや説明調が強いとかの難点はあるものの、話の展開し方はかなりの物。さらにその中で、確かな知識に裏打ちされて「殿」が闊達に動く様は、なんともユカイソーカイツーカイもの。 とくに終盤の“大提案”は本当に爆笑させられましたよ、その手があったか! って喝采をあげながら。*2
そして、その後の展開の素晴らしさをもって感動のままに終わるかと思いきや、なラスト。
まさしくアホ小説らしいアホ小説(関西流褒め言葉)。 文中から引用するなら「頭脳的に馬鹿なのは困るが、人間的に馬鹿なのはかまわない。 むしろ好ましいくらいである。(p142)」というのがスッポリと当てはまる見事なアホ小説でありました。
ぜひにも続きが見たいものです。

*1:9月18日追記こちらに長めの感想が。

*2:「まんが日本の歴史」にあった借金取りの逸話を思い出しました。