まさしく寝言

さてさて、ここからはレム 睡眠の世界。 ただの寝言だ。
このライトノベルがすごい!2005」を見て、または、「ライトノベル完全読本*1を読んで、はたまた、これから出てくる商業誌を観賞して。
満足するだろうか。 それよりも悪感情をいだくのだろうか。 最近の傾向としては、悪し様の方が多いようであるが、それはそれでいい。 足りないと思えばそう言えばいい。 誤っていると思えば訂正を求めればいい。 良くないと思えば良くなるように要求すればいい。
ただ。
ただ、これらが立ったという事を笑うのはいただけない。
それを見てただ胡坐をかきて、笑うのみというのはいただけない。
だめ。
零点。
落第。
どんなにそれが足りなかろうが、どんなにそれが誤っていようが、どんなにそれが良くなかろうが、彼らはそこに立った。 立ったのだ。
それをただ笑うだけなら、笑い袋でもまかせればいい。
それについて、ただ座っているだけなら、お地蔵様にでも代わりを頼めばいい。
ただ一度で良い。 彼らのように立ってみよう。
それで彼らの気持ちが分かるなんて、これっぽっちも思わない。 それで彼らのように出来るともまた、これっぽっちも思わない。
それでも、立ってみよう。
そうすれば、もしかすると万が一つにも、なにか違った景色が見られるかもしれない。
それはそれで、たいそう面白い事だと思うのだ。