シグルイ-乙HIME

(参考:「シグルイ-HIME」「シグルイ-HIMEvol'2」)<03/05改定>

<ガルデローべ校内でオトメの悲鳴が上がった場合>
<その犯人として最初に疑うべきは外部の者ではない>
エルス「シズル様・・・」
ブツッ… ブツッ…
エルス「失礼いたします」
エルス「!」
シズル「・・・うちが『お風呂、一緒にはいらへん?』ていうねんそしたらナツキはいやがるそやさかいそこからまずはナツキに風呂場にいかせてほんでうちは隙を見て脱衣所に・・・・・・」
エリス「ごゆるりと・・・」

<シズルは曖昧のままオープニングに加わった>

ナツキ「!!」
 
<この日は額への口付けであった>
 
シズル「ナツキ ナツキぃ」
 
<ガルデローべの長という重責を背負ったナツキに>
<檄をいれ 立派にその責を努めて欲しい>
<その切なる願い>
 
根本的には自己満足の度合いが強いとはいえ>
<この愛情は>
<確実にナツキの精神を蝕んでいった>

<マイスターオトメのGEM>
<「嬌嫣の紫水晶」が消え失せていた>
ズルリ
シズル「ナツキか!」
シズル「斬れ・・・ 斬って取り戻せ…」
コーラルオトメにとってマイスターオトメの命令は絶対である>

シズル「とぼけんやおまへん」
シズル「おんどれらもセルゲイのように うちに内緒で ナツキを隠しとるやろ
シズル「白状しなはれ!」
エリス「誓ってそのようなことは・・・」
[シズル、マテリアライズ]
アリカ「・・・」
エリス「・・・」
 
<13日振りに覚醒した女丈夫は>
<ナツキの失踪を知るや 憤怒の形相に変じ>
 
シズル「うちの目は節穴やあらへん」
シズル「おんどれらもナギの飼い犬でっしゃろ!」
 
<それ以上の事情説明は 不可能となっている>

シズル「口ではどないにも申し開きが出来まっしゃろ」
シズル「オトメならば…」
シズル「舞闘にて身の証をたてなはれ!」
エリス、アリカ「!」
エリス「ぶ…舞闘と?」
シズル「明朝や」
アリカ「…」