「米澤は雰囲気法であったな」
ライトノベルの認識法には
レーベル法・作家法・雰囲気法の三つがある
レーベル法は出版社やレーベルをみて
十把一絡げと知りつつもライトノベルと認識するもの
作家法はライトノベルレーベルの出身
また何かの情実のためにレーベルをまたにかける場合に認定するもの
メジャーなライトノベル作家に対する認定の大部分はこれにあたり
上遠野耕平の「事件」シリーズも
いまだ上遠野のホームが電撃であるために与えられた作家法である
雰囲気法こそは実際のその作品の雰囲気によって認定されるもので
米澤穂信の『さよなら妖精』は雰囲気法で分類されてあった「油断したか米澤・・・」
「『古典部』を抜かれるとは・・・」
「各々気を引きしめい 敵は相当の者ぞ」
何だこれ。