今日の思い込み

 なるほど。自分は本読みながらとか、ネットの文章見ながらとかの方が、文章を書くのがノるみたいだ。「大丈夫。俺はこの方がのるんだよね」って感じ。慌てない。慌てない。
 テレビをあんまり見ないのだけれど、必殺だけは見ていたりする。今現在、岡山では「必殺仕事人」→「必殺渡し人」とはしごして見れるわけですが、「仕事人」を見ると「ああ、格さん大変だな」と思い、「渡し人」を見ると「家訪問の人が!」と思うのでなかなか楽しいですね。しかし、ちょっと待って欲しい。
 と、言うほどの事はないのですが、「渡し人」の前にやっていた「隠し目付参上!」もなかなかどうして。楽しめました。出てる面子が妙に豪華――なんってったてトシロウ・ミフネに江守徹竜雷太沖雅也大谷直子秋野暢子ですよ――だったり、最後の殺陣まわりの時の衣装がやたら原色で*1、どう見ても戦隊ヒーローの影響がありありとうかがえたり、からくり人形が妙に持て囃されてたり。
 ただ、最終回が近づくにつれて、面子がどんどんと減っていくんですよ。別に敵にやられた、とかじゃなくてどうも単にスケジュールの問題っぽいんですよ。トシロウ・ミフネはわりと最初からほとんど声だけの出演が多かったんですが、最後の方にはその役割が江守徹に移行したり、沖雅也大谷直子は何の前触れも無くでなくなったり。最終回は結局3人しかいなかった辺りが泣かせます。
 他にも最後の殺陣に持っていく前に、敵を罠にはめる、というシークエンスがあるんですが、この流れがなかなかドリフ感があふれる――時期がドリフより先なので、これが元ネタだったら楽しい歴史なんだけれど――展開で、それはそれでいいんですが、それに固執したせいか、敵にみょーに捕まる印象がある作品でした。記憶違いかもしれないですけれど。
 いやー、昔の時代劇全盛期っていいなぁ。このぐだぐだ感とか、今ではなかなか味わえないもん。
 復活するらしい仕事人にも、これくらいのぐだグだ感があればいいなー。よしまとまった。

*1:オレンジの人がいるからなぁ