- 作者: 森生まさみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/10/05
- メディア: コミック
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グバッ! と耳から噴出しそうな出力で脳汁が頭蓋内を駆け巡る。
なにこれ! 超面白いじゃん! とおっさん脳が告げておる。
当世代の少女漫画とは既に作風を異にしまくりで、「次どうするんだろう…」と「おまけの小林クン」を読みながら思っていたのだけれど、こりゃまた“らしい”方にきたなぁ。
内容は、「何でも来い!」が教育理念の私立校に集った人たちの事情に一人の少女(?)“まめ”が絡まりあってのオムニバス騒動話、とでも言えばいいか。これがまた森生節全速前進な出来栄えで、またあちこち黒かったりしながらもまめの推進力(両義的な意味で)によって話がスパンと決まったりするわけですよ。
なにこれ超面白いじゃん! と二度目の咆哮。ついつい、後でも後でもと読まずに今まで来てしまっていた「聖はいぱぁ警備隊」の文庫版にも手が伸びようと言うものですよ。
粗? んなもん、あるに決まってんだろうが! そぅれがどおぉぉぉしたぁぁぁぁ! 粗があるとあるいは無いと読めんのかーッ!