感想 あざの耕平 『BRACK BLOOD BROTHERS 6 九牙集結』

BLACK BLOOD BROTHERS 6 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 九牙集結― (富士見ファンタジア文庫)

　内容を要約すると「特区、再び激震」
　の始まりあたりですけれども。
　さておき。
　今回、若干閑話というかつなぎ回だったわけですが、それでも押さえる所は押さえた格好。ミミちゃんも、ついに言っちゃったしな！　そしてジローが予想通りの反応であんた……、とあきれさせてくれます。ちょっとそれだけはフォローできないよ……。
　ついでに、今回は「ラスボス」の名前判明で、「ある意味もう一人のラスボス」との因果関係がはっきりしておいぃぃぃぃぃ！　その名前ってことはあれですか、創世記の頃からいたんですかあんたら！　という驚きに満たされました。地味に名前の残ってる魔術師が吸血鬼だった設定を推し進めている「BBB」なので、こういう方向に来るのかと思ったら本当にきやがりましたよ。いいぞもっとやれ。