5人いるっ!? 2 (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション 102-3)
- 作者: H・制作所
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/07
- メディア: コミック
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大体の内容。「坂田藤十郎の(許婚との、あるいは許婚同士の)戦いはこれからだっ! H・製作所先生の次回作にご期待ください!」。こうしてみると、意外と言うほどではないけどわりと打ち切りっぽい流れですね。結論が出てるような出てないような終わり方だったし。まあ、結論でない方が基本女の子わんさかコメディであるこの漫画にとっては望ましいENDだったと思います。ただし、カバー裏の漫画、というよりはその分岐世界の藤十郎。おめーはダメだ。つーかそんな固め撃ちがあるかー! ……書き下ろし1ページの未来の子供達が年齢揃ってるように見えるから、この話の分岐なんだろうか。なんだろうなあ。この子供達が父があれ、というのをどういう風に受け取っていくのか、というのも見たいような。妄想で済ませた方がいいような。
それはさておき、H・製作所といえばエロ、エロといえばH・製作所というわけなので、エロの話に突撃しますが、でも思ったよりエロってない気が。この巻の最初からMWレックスの回まではエロってはいる、んだけどそれゆえなのか、終わりに向かって話を畳む方に行ったのか、後が続かなかったなあ、と。まあ、MWレックスが極めて危険だったので、話もきっちり畳まないとなあとも思うので、それはそれとして受け取りましょう。
で、エロでないならバカしかない、ということなのかバカ方向にシフト気味だったように感じられたりも。まあ、前からバカな時は飛びぬけてバカを見せる漫画でしたが、今回のジャスピーの件は両方とも吹っ切れていて良かった。また4コマがたがたにして……。という辺りが。
そういう辺りを見ると、やっぱりホント好き放題してる漫画だったんだな。と納得。ニーソの方も好き勝手してたけど、これの好き放題はわりと貴重な一瞬だったんだ、と心に留めておくのでありました。
さておき、収録話では体育祭回が好み。
体育祭回のオヤージ、アニキーンのダメさは本当に際立っており、実際近くにいたくないオーラだしまくりんぐでした。つか、親兄弟がこんなだから、藤十郎がダメ方向に走ってしまったんだろうなあ……。遺伝子か……。
で、キャラ的な話をすると、許婚みんなはそれぞれ成長したところはあるんですが、――……まあ、団獣郎のは成長というよりキャラ崩れだろうとか、それならねごろちゃんはもっと崩れてるだろとか、色々ありますけれど――、藤十郎は成長なしでしたね……。最後もダメ発言で締めた男に隙は無かった。それでモテモテとか、そりゃ、オルステッドーされるよなあ。
さておき、これで後はニーソの連載再開を待つばかりですね! 誌面にエロが足りないし!
……帰ってこれるのかなあ。