感想 ほりのぶゆき 『東京お侍ランド 2』

東京お侍ランド 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)

東京お侍ランド 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)

 大体の内容。お侍である必要が無い。だが、それがいい。←どや顔で
 ということで、いつも通りとしかいいようなさすぎる内容なので、感想って出しづらいんでぴんと来た辺りを徒然と。

  • 五輪の書出版」
    • いまどきのタレント本みたいな内容の五輪の書の話。最初の章扉で宮本武蔵がサインしてる、という絵だけでかなりお腹いっぱいですが、書かれてる内容も使い道0という酷さでそりゃあ壁本したくなるわ、って納得。意外とこういう本って江戸時代からもあったのかなぁ。と変な感慨が浮かんでしまいました。
  • 「Ninjya is so cool!」
    • 忍者ブームな外交官に四苦八苦する話。忍者だけに劇的に反応って、何時の時代の外人だお前ら。しかし、忍者以外でとりあえず泥棒とかどうだろう、って発想は無理がある無理がある。とツッコミ入れてしまいます。
  • 「ど根性ちょんまげ生える」
    • ちょんまげ、大地に生える。な話。「キモチ悪いだけだろ!チョンマゲ生えたら!」は至言。このネタのツッコミ所を最初から自分で言ってしまう所も最高です。そしてど根性ブームに対する率直な意見もあり、且つオチが酷いという、おそらくこの2巻では最高のネタ。
  • 虎徹という名の剣」
    • 明らかに剣じゃないものでも虎徹と思ってしまう近藤さんの話。チェーンソー>名画>車>磁石遊具とどんどん武器とは違う変遷を辿っていく虎徹ですが、ちゃんとそれでなんとかしていまうこの近藤さんすげえな、ってむしろ感心する話でした。
  • 「大奥歌劇団“葵組公演”」
    • ほったらかしてたら大奥がヅカになってた話。面倒くせえな大奥。「レビュー下克上!」は状況などが色々と組み合わさって非常に丹田がー!でした。