今月のまんがタイムきららチェックポイント

 いつも通り長いので格納。

先に総評

 今月号のトピックはゆるふわが基本というきらら本誌における重要な中堅であった『うぃずりず』、そして『棺担ぎのクロ』不在の中、ファンタジー漫画として足場を確立していた『境界線上のリンボ』がともども終わりました。『うぃずりず』はこの展開にもって行く為にじっくりと回を重ねていたので、流石の読後感。一方『リンボ』はちょっと駆け足でしたが、やりたい事はやった雰囲気で終われたのを見るに、いい潮時だったのだろうとも思えました。どちらもお疲れ様でした!
 さておき。
 今月号、他にトピックというと新連載があった、という事。うん、ゲストかと思った。前号での新連載もゲストっぽい、というかその力量が未知数、回を重ねられるのか、というのがあるので、今の所ハラハラです。現連載陣の持つ高めの安定度、特に前衛5作品の、の前では存在感が霞むところですが、連載してればたまに確率変動するので、そうなるかどうか、に期待ではあります。今の所、『コミックマスターJ』の名台詞「面白い漫画はね、一話目で決まるのよッ!!」というのが壁になる状態ですが。
 後、適当に書くと、表紙が全員集合でしたが、その順列を見れば今のきらら本誌の構成が良くわかるようになっております。っても、新連載とかがその位置にいるのは一体どういうことだ! と憤りがあったりしますが、まあ順当です。

個別チェック三連弾

  • チェリーブロッサム
    • 女性陣無双。先輩二人と先生は金持ち設定になり無双力アップ。もとより大咲君が無双する事などない漫画ですが、にしたって女性陣は無双過ぎます。その中でも新丸子先生の胸を触って「無用の長物」とか、どんだけスペック高いんだ妹。貧乳なのに…。そして、あれだけセクハラしておいて男の裸に免疫が無くって照れ照れる大倉山先輩は、やっぱりビッチ可愛い。
  • 『うちのざしきわらしが』
    • いつものズレズレのノリではなく、わりと正統派に出来ない子がバタバタ。そしてちょっといい話。なんだ、こんなノリも出来るんだ。と眼から鱗でした。まあ、次回からは元に戻るだろうけど。
  • うさかめコンボ!』
    • 最初に夢落ちをカミングアウトしてくるので、どう出る! と身構えたら謎夢過ぎて爆笑。なんで同じ内容の夢見てるんだよ。そして夢の中のちびかめちー、ちょうらぶりー。もうこれだけでスピンオフしてくれよ。

今月のワンワード

猫の腹毛は 世界の宝!!

  • 然り。というか力強いなあ、葉山ちん。