感想 八房龍之助 『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATX 1』

スーパーロボット大戦OG-ジ・インスペクター-Record of ATX (1) (電撃コミックス)

スーパーロボット大戦OG-ジ・インスペクター-Record of ATX (1) (電撃コミックス)

 大体の内容。「八房OGIN、堂々の始動!」。前作無印OGでそのケレン味、ノリ、志向を全開でやった八房龍之助版のOGジ・インスペクター、OGTNというわけで、これで期待値が上がらないスパロボ好きは居ません! という妄言がふと口からだだ漏れるほどの期待を持って望んだわけですが、いやあ、期待を裏切らないでくれて本当にありがとうございます! と平身低頭、それも土下座レベルでしてしまう出来でありました。まだ助走段階だってのに、あのキャラこのキャラ、アイビスとかアイビスとかアイビスとか、あの機体この機体、アンジェルクとスレードゲルミル並び立ち!とか顔見せされるだけでテンションは高まりそれがどうなっていくんだろうとハラワクしてたらそこで今回終わりかよ! って段階になってもう、バカ。OGINの内容って知らないので、これからどうなっていくのか全くの未知数であり、それゆえに毎度大変ハラハラする形ですが、にしたってここまでどうなるか読めないと楽しいったら。掌に惑わされー。ここで簡単にゼオラがどうにかならないだろうしなあ、でもそうすると長くなりすぎるかなあとか、まさかここで一刀両断するの? とか、次回が色々妄想出来て素晴らしいです。ビバ!妄想! ビバはイタリア語で、妄想は日本語だ!
 なんて冗談は置くとして、今回はフィクサー役が多いのもいいです。無印ではほとんど裏で何かしてる感じは見せてなかった、というかそれがすぐに表に出てしまった感じでしたが、今回は裏で画策が多い形ですし。こういう裏の話というのはやっぱりゾクゾク美というか、それがどう絡んでくるかって思わされるので大変宜しいのではないでしょうか。なかなかままならない、というのが地味に効いてくる展開になりそうです。でも、それゆえに突破すると気持ちいいわけで、そういう意味ではフィクサー役ってストーリー的にも噛ませ的にも重要だよなあ。
 さておき。
 今回出てきた機体ではやっぱり龍王機と虎王機の動向が気になります。アインストとも絡んでくるので、OGIN最大のキーユニットであるのは確かでしょうし。まあ、単に自分が龍虎王と虎龍王が好きなだけでもあります。第二次αでも最初はクスハルートだったし、αでもそうだったしなあ。
 キャラの話をするとメインであるATXチームはかなり高い安定感を誇る形になっており、そこに色々と人が入っていくのが今後の展開でしょう。それの第一陣のラミアが一体どういう役回りになるのか、が今後の一焦点でしょうか。OGはしてないけど某図鑑スレのおかげでキャラの大体の役回りを知っているので、それをどう見せてくれうるか、というのが個人的な注目点でもあったり。まあ、過度の期待はしすぎないようセーブしておきますけれども。
 さておき。
 もうちょいキャラの話をすると今回ほぼちょい役でしたがアイビスがマジ可愛いんですがどうしたらいいんでしょうか。負け犬以前の前向きアイビスマジ可愛いんですけど! これから負け犬アイビスに転落していくのか…。と思うとわくがむねむねしますよ! OGIN範囲内ではないんでしょうけど。うん、分かってる。それは第2次OGまで持越しだって。ああ、第2次OGが待ち遠しいなあ。OGしてないのにしたい、って間違ってる感じがありますが、今更OGする気力ないんですよ! その辺のフォローとしても、八房OGINには頑張ってもらいたいです!←上から目線