鈴城芹『くすりのマジョラム』約3段落感想 第二十九話

  1. 無駄を排そうという建前、楽しようとという本音が絡み合って、大体ノー改行の3段落で書いてみる。
  2. 書く時の気分次第で量が乱高下するが、それは仕様です
  3. 中身、キャラ、気になった台詞、の三本でお送りいたします。
  4. それでは行ってみましょう。

第二十九話

  1. 今回は箕輪嬢の足首捻挫に対して、錠パパの誠さんが一つ良い薬をどうにか、と言う話。錠パパとしては単に選手の為にという指導者側面の行動でしたが、それでも惚れてる箕輪嬢には嬉しい行動なのでした。いい薬の為に山登りを、という段で足が悪いのにわりと錠パパも無茶するなあ、と思ったら肝心要の薬に必要な物は別の人に頼ってて、まあそりゃそうだよなあ、自分の体のことが分かってないわけないものな、とかなんとか。
  2. 今回は錠パパスポット回という、流石鈴城芹漫画と言うべきサブキャラを上手く回した回でありました。箕輪嬢もスポットされ、この二人がくっつくとは流石に思えないけど、でもなかなか微笑ましいなあ、という感じの関係が更に構築されておりました。ついでに、錠パパの心霊的な部分、つまり奥さん幽霊の話も地味に。この世界、十世ちゃんがいる世界と地続きだから、幽霊はありなんだよな…。でも、幽霊になっても夫を、というのはなかなか萌える物がありますね!←典型的な駄目萌えオタ
    • 今回のラムさん帽はハンチング帽?っぽいものでした。ちょこっとだけ魔女帽の名残といえる出っっぱりがあるのはご愛嬌。流石に無理がある無理があるというレベルのデザインですが、意匠はなかなか考えてあるなあ、とか。
  3. 今回の言葉「おいやめろ!! わたし霊は信じてるんだぞ!?」しかし、魔女なのに霊を怖がる、というのはなかなか斬新な組み合わせですな。錠パパに憑いてる奥さんの霊は結構コワイ!っぽいから、実際にラムさんに影響があったら、霊VS魔女っていう絵面になるわけか…。何この好カード。

『くすりのマジョラム』約3段落感想