原作も好きと言うかそれで平坂読読者となった部類の人なので、当然甘い部分はありますが。

 それでも『ラノベ部』漫画版は大変良く出来たコミカライズであると思います。というか、原作が遠きにありて想うものになってしまった現在において、その味わいを見事に漫画化している様は見ていて日本の漫画界の懐の深さというのを感じ入る次第です。というか、コミカライズとしては最強の部類じゃね? そして最果ての部類じゃね? これだけのものが読めるなんて日本に生まれてよかったー! 日本に生まれて嫌だった試しがないですが。
 さておき。
 本日はお仕事。ペース配分を誤りテンパる。やってみたら意外と短時間で終わる仕事だったり。なんであんなに焦っちゃったんだろう、俺は。
 さておき。
 仕事終わって本屋にGO! 期待の『ラノベ部』漫画版2巻の為ならたとえ火の中水の中。ついでに『ぱにぽに』最終巻の通常版も買っておきますかな! 限定版は予約済みだけど、これが『ぱにぽに』に使える最後の金だし! と思いましたが『ぱにぽに』は置いておりませんでした。実際ウカツ! 通常版の売り切れる可能性があると見切れなかったとは! という事で買えないせいで厭世的なアトモスフィアに取り付かれて夢遊病めいて漫画売り場を滞留。棚挿しないかなー、とか見ましたが無く。身も心も『ぱにぽに』17巻通常版になっていたのになあ、って心の中で井の頭五郎顔で呟いてみたり。
 そんなうらぶれた気持ちの中に、漫画が一つ飛び込んでくる。
 『となりの関くん』という題で、表紙はシンプルに白地類。メインらしい二人が並んで座っている絵だけがそこにある。なんでこんなシンプルなのが、店の売りたいんじゃー地帯に置いてあるんだろう。
 帯を見る。
 漫画史上、最高の地味。
 宜しい、買おう。最高の地味、見てやろうじゃないの。内容の方は売りたいんじゃー地帯に置いてあるんだ。最低限のクオリティは大丈夫だろう。信頼してるぞ、本屋!
 ってなわけで、『ラノベ部』漫画版初回特典として、二巻目が出ていた『となりの関くん』を1、2巻と同時入手。ほっひっひ。
 で、帰ってだらりだらりと『ラノベ部』を読む。最高。至高にして究極。俺の究極の料理の味見をしてもらおうか。フゥフゥクワッ。あまりにも素晴らしい。これマジで売れ線の漫画じゃないかもしれないけど、ラノベ好きでもないってだけでスルーするのは勿体無いですよ。マジ面白いですよ。という事で感想をがっつり書きたい所です。ちょっと一端ひとまず置かないと脳内のテンションが駄々漏れてしまうから、明日にしよう。ツイッターしながら読んでたから、それを活用すればなんとかまとまろう・
 さておき・
 『ラノベ部』超堪能してから、『となりの関くん』に移行。全力で地味な話を漫画する、というのをどういう味わいかと思ってみてたらなにこれも面白い。ただ関くんが授業中に遊ぶだけなのに、謎のハラハラ感とその発想に楽しまされてしまう。いやあ、これいい漫画じゃん! これでネタが枯渇したらどうなるのか、という別種のハラハラ感が読むごとに増していくのかしら。チキンレース
 とかなんとか。明日は『ぱにぽに』最終巻買うですわよー!