鈴城芹『くすりのマジョラム』約3段落感想 第三十九話

  1. 無駄を排そうという建前、楽しようとという本音が絡み合って、大体ノー改行の3段落で書いてみる。
  2. 書く時の気分次第で量が乱高下するが、それは仕様です
  3. 中身、キャラ、気になった台詞、の三本でお送りいたします。
  4. それでは行ってみましょう。

第三十九話(最終話)

  1. 師匠に恋出来ない体質と言われて(たぶん)2年。弟子候補の魔女を探すラムさんの腕には乳児の姿が! という一瞬驚愕の展開を見せますが、すぐにその正体が判明してなーんだ、となるのでご安心ください。それからは、乳児事件の発端の師匠探しも直ぐ終わり、ラムさんの錠君の恋慕に対する解答も行われ、最後にきっちりとまとめてから落として、総決算という言葉がしっくりくる見事なジョブでありました。
  2. 今回はほぼオールスターだったので薬局狭いくらいでしたが、その中でも師匠の目が開かない理由が開陳されたのが嬉しかったです。どんな生物でも魅了する瞳!そういうのもあるのか。そして、目が開いてる時は隠れるように出来る、って魔法便利だなー。
    • 今回のラムさん帽は基本の三角帽に花のアクセント。一時期飛ばしたデザインが多かっただけに、最終回は意外とシンプルながらも見栄えのするものだったかと思います。
    • 地味に『看板娘はさしおさえ』のさえちゃんの成長した姿があったのもポイント。育ったなあ、と感慨深かったり。しかしさえちゃん、やっぱり金にがめつ…、シビア過ぎて恋の出来ない体質なのな……。
  3. 今回の言葉「魔女にして薬剤師の この馬放ラムが!!」。最後にして綺麗な見得きりでありました。最後師匠が全部持ってくのも含めて最高のオチだったと思います。

『くすりのマジョラム』約3段落感想