今回のまんがタイムきららキャラット三作取り上げ(2013年2月号)

承前

 まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。たまに数が増えたり減ったりする予定ですが、まあそれはそれという事で。
 選ぶのはある程度の方針として、前、中、後と衛の定点観測としたい所ですが、それでもほぼ自分の趣味が全開になってしまうでしょう。これ、と言う作品のが最終的に出来る場合も考えられますが、それならそれでいいかなあ、程度のゆるい縛りで行こうかと思います。
 それではいってみましょう。

黒田bbAチャンネル

 ちょっと暇だから体育館で動こうぜ! という回。一年生組メインなので、引っ掻き回すユタカが可愛らしかったですね? しかし、ユタカは運動は出来るタイプだったのか。確かに、無駄に元気が有り余り過ぎてトオルンが困ってる感はあったけど、実際にそうだと指摘されたのは今回が初ですか。なので、色々してた今回のユタカの存在感を最後のナギが全て持っていきました。寒暖の差で変な行動を取る事で有名なナギですが、今回は限界バトル叩きつけ過ぎてます。なんでマットに包まってる…。経験談的に言うとそれ特に暖かくないだろ…。むしろ肌触りの面で寒いぐらいだろ…。

双見酔『セカイ魔王』

 アルシャさん、一体どうなってるの? というのを溜めつつ、このままでは拳の勇者として名声が高まり過ぎて動き辛い! という事でニッカを連れて魔王城へ。そして初対面! ニッカさんがなんかマオさんを可憐とか評してて、え? 百合? と思ったのは仕方ない所だと思います。というか、貪欲だな! やっぱり時代は百合かもしれないんだけど、それでもそれをきっちり入れてこようとするその貪欲さ!(二度目)
 さておき。魔物を捕まえて賭け事、って人間の貪欲さも出てきました。それで、そういう方向で知性の無い魔物を消費出来る、とマオちゃん考えてるですが、その内知性の有る魔物も駆り出される道だと思うので、考え直せ! とか思ったりも。まあ、考え直す形になるだろう事は疑う余地が無いですけれども。

榊『先輩には頭が上がらない!』

 こういう、オタ話を夜通しで出来る女の先輩、ってあまりにありえないがゆえに、ファンタジーとして屹立してますよね…。誰もが(勝手な全体化)そんな先輩が欲しくて仕方ない、というのを時任君はしっかり理解して、この天の配剤を感謝し、神に祈り、仏に拝む必要があるですよ。圧倒的感謝…っっ! それを端から見る我々も、この偶然に感謝…ッ! なのです。
 さておき。
 好きなアニメをきっちり見よう、という迎さんの行動がお前は俺か感満載でたまりません。食べ物飲み物用意して、見るのに集中する為にすぐに食う、という本末転倒っぷりが素晴らしいですよ。そうそう、食べながら飲みながらじゃあ、集中出来ないですからねえ…。気持ち凄く分かる。そういうのを揃えて置いておくという行動も分かる。なんか異様な親近感が湧きますな…。