感想 佐藤健悦他 『VITAセクスアリス』5巻

VITAセクスアリス 05 (チャンピオンREDコミックス)

VITAセクスアリス 05 (チャンピオンREDコミックス)

 大体の内容。「アメリカ編! 当然おっぱい!」。基本的にビーチク権を常時発動している、萌えも、燃えも、後エロスも! 全部だ! という分かり易すぎるにも程がある漫画でもあります『VITAセクスアリス』ですが、今回の巻では前半で閑話的ながら重要な話をしつつ、後半はアメリカ編となります。アメリカ、つまりおっぱいだ! と言う事でVITAの適合者は勿論の事、幼女めいた双子博士までかなり乳があるという、やはり分かり易すぎるにも程があるキャラを出してくる辺りはやはり手練手管の仕事っぷりでありました。内容の方もエロ燃え萌え、そしていい話もダメな話も全部盛り込んでやるさ! といういつもの快活なノリを、アメリカ編の3話という短い話数の中にでもきっちり不足無くどころか過剰気味に盛り込んでくるんだから、最前衛の作家のガチの仕事というのは恐ろしいのー!(古川登志夫声で) でも、男装していたとはいえ、クリスさんのオパーイは服で隠しきれるレベルじゃないんですけどどういう事なんですかねー! こつえー設定画だとオパーイがそれほど無いめいているので、サトケンせんせがついつい巨乳を描いてしまったという理解、アメリカだから巨乳だよな、という理解で宜しいのでしょうか。←知らんわ
 さておき。
 前半の軽めの閑話的な話でも、萌え燃えエロは当然常備。出来るならどこにでもぶち込んでくれるわ! という高いテンションを感じて、この漫画の行く末が楽しみになるばかりです。そういう前半、同時変身の話をさらっと混ぜてきたり、士楼の過去話をきっちりコンパクトながら成長を感じさせるようにまとめて来る辺りは手管最高潮なんですが、ここに本当に全くの閑話である「彼女は古参兵」をぶっこんでくるのにはやられました。ギャルFPS、しかもダメージ脱衣あり、という段で正直やり過ぎ感があるのに、話が転がった結果、女性陣ほぼ全員が、という超絶の展開になるとは。なんでそんな無意味に合法的にやるんですか! 別に合法的にでなくてもやるくせに! そんなに、そんなに! ←眼福だったせいでテンションが上がってる