今回のまんがタイムきららキャラット三作取り上げ(2013年5月号)

承前

 まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。たまに数が増えたり減ったりする予定ですが、まあそれはそれという事で。
 選ぶのはある程度の方針として、前、中、後と衛の定点観測としたい所ですが、それでもほぼ自分の趣味が全開になってしまうでしょう。これ、と言う作品のが最終的に出来る場合も考えられますが、それならそれでいいかなあ、程度のゆるい縛りで行こうかと思います。

黒田bbAチャンネル

 今回は一年生パート重視。というかミポリン重視。ミポリントオルンともっと親密になりたい! でも中々上手く行く方法が分からない! と言う事でまずユタカに、その後るんちゃんに教えを請う格好になりました。そこ! 何その獣道とか言わない! とはいえ、実際ユタカのもるんちゃんのも個々人特有のスキルで、一般化出来てないのでミポリンには無理! ど、どうしよう! となりますが、結局はユタカの仲立ちのおかげでトオルンが私達いい仲じゃなかったの? みたいな事言って場がきっちり収まりました。最初期のトオルンからは考えられないレベルで、ミポリン(とユタカ)と親密になってるのを、しっかり提示されました。イイハナシダナー。

ウロ『ぱわーおぶすまいる。』

 結構長々と続いていたまゆさんと宗馬との不仲が、今回やっとこ収まりました。犬も食わない喧嘩でしたが、それでもずっと微妙な状態でいられるのは結構辛かったので、やっぱりまゆさんには笑っていて欲しいんだなー、という周りの心の内が分かったような気がしました。本当に虎道さんも叢園寺さんも、ハラニイチモツオアリノゴヨウス。ではありましたが、二人は仲良くないと駄目! というのでは一致して行動してたなあ、とか。
 さておき。虎道さんがドジっ子、という部分が障害物競走でしっかり出たのが今回のもう一つの白眉。きりっとして出来そうな雰囲気なのにドジっ子、というのはやはり素晴らしいものであるなあ、とかなんとか。

双見酔『セカイ魔王』

 宝物庫! そして資料室! そういうのもあるのか。という事で、自分の過去について調べてみようとする、マオさん。しかし、その道にはジェントルさんとかが! 変態に囲まれて進むマオさん……。カワイソス……。
 さておき。魔王の情報が、専門の文字で綴られている、というのに、マオさんにその知識が無い。って完全に問題しかないような。あるいは記録係が居るから、別にいいか。という割り切りだったんでしょうか。記録係が変態になって質問されないという展開がそこに待っていたのに。小説とか詰め込み過ぎて変態になった、というのは違うんだろうか、そうなんだろうか……。全部記憶してるなら、多分にその傾向はあるのかもな……。