感想 あfろ 『月曜日の空飛ぶオレンジ。』2巻

 大体の内容「六日島のへんてこな毎日」。今回もへんてこな内容は変わらずであります。ヨシノ達が集う部活はヘンテコ経緯で出来ていたり、マナカのバイト先のコンビニはヘンテコだったり、ヨシノとユキノはラジオパーソナリティな時点でヘンテコだけどそのラジオは熊リスナーばかりというヘンテコ具合だったり、彷徨い過ぎなので部屋を借りようとしたらヘンテコな部屋しかなかったり。とりあえずヘンテコって言っておけばおkなヘンテコ具合。それが『月曜日の空飛ぶオレンジ。』なのです。
 さておき。それらも今回で終了、つまり最終巻となってしまいました。そしてこの諦念……。というのは既に三ヶ月程前にやっているので止めておきますが、この漫画がどういう漫画だったかと言うのは精査しておきたい所です。とはいえ、基本的にヘンテコでいいじゃん。というしゃっ面になるくらいには、ヘンテコ漫画であったなあ。という印象です。今巻のカバー下の漫画のシリアス具合、ストーリー具合は、1巻後半のものより更に濃い物で、これがいつものヘンテコに混ぜてつらつら流されたら俺の興味は有頂天で留まる事を知らなかったでしょうが、そうはならなかった。ならなかったんだよ……。とはいえ、この巻でも裏設定的な部分はしっかりチラ魅せされておりました。だからこそ、よりそれが完全開陳されなかったのは切ないんですよね……。←結局そういう流れに
 気持ちを切り替えて今巻のヨシノピックアップ!

 描き下ろしカラーのヨシノ。色合いといい構図といい、そしてヨシノの表情といい、全てが明るく且つ鮮やかであります。というか、このヨシノの表情はマジで可愛いので困ります。可愛いですよね、可愛いですよね! 巻頭で来る位だからとても可愛いですよね! ←しつこい

 謎の理論を力説するヨシノ。いや、それは騙される。近い気もするけど騙されてる。というかどうあっても鮭カレーが関の山だろ!

 ユキノさんに何か言われるヨシノ。この表情の真顔っぷりはいつも表情が多彩なヨシノからするとかなりレア顔ですよね。この表情を引き出せるユキノさん、マジ逸材。

 猫きぐるみヨシノ。どこで猫缶もらえるという情報を知ったのだろう。猫情報網? いや、ヨシノは猫じゃねえだろ。でも、着ぐるみ具合が可愛いので不問。

 ブービートラップヨシノ。このポーズの間の抜け具合がいいですよね。ケンテツポイントと同じタイプのスタンドですよね。というか、いくら番組の為とはいえ、ブービートラップ作りまくってたら迷惑過ぎないか?

 結論に達したヨシノ。勉強しなさい。

 オーバーオールヨシノ。ケツ具合が素晴らしいポーズであるのは論を待たない。皆知っているね?

 いい顔ヨシノ。この、バイクを基点に兄と繋がっている、というのがこの良い表情を生み出しているんだなあ、と理解。お互い、ちょっと変な事になってるけど、こうやって繋がっていると感じられるって素敵やん……。

 特等席ヨシノ。席さえあればどこでもいいのか。いいと言うのか。でも、この状態でお菓子、はお菓子吹っ飛びそうなんですが。どうやって食ってんだヨシノ。

 後頭部への痛打ヨシノ。端的に言ってツカポン殴る理由が無い。酷い。

 謎の端整顔ヨシノ。この回はヨシノよりユキノが壊れ気味なのがトピックですが、これはあfろせんせの精神テンションがこんなだったという事でいいのでしょうか。
 ヨシノがもう見られないというのは切ないです。折に触れて単行本を紐解いていこう。そうするしかない……。
 とかなんとか。