- 作者: シバユウスケ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: コミック
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大体の内容「菜原家と青田家の秘密が、今暴かれる!?」。そういうターンが二種類あり、実際に菜原家と青田家のシェアハウスの秘密が暴かれる!? なターンと、シェアハウスの中に秘密が!? というターンが存在しました。そういう意味で、シェアハウスの秘密が暴かれるのが、『ペコロス』3巻最終巻なのです!
最終巻ですので、『ペコロス』とはなんだったのかという話をぶっぱしますが、やっぱりイマドキであったなあ、というのが率直な気持ちです。女の子が色々あるけど可愛いから問題無いよねッ!! というしゃっつらがイマドキの基本テーゼですが、この漫画もそこから全然逸れる事なく突っ切った印象です。可愛いだけじゃない、でも可愛い。この匙加減でやってきた漫画であったなあ、と。この巻では特にみーちゃんがブラック可愛いという亜空の状態異常を我々に見せつけてきます。前からブラックでしたが、今回はより黒く、言ってしまうと血塗られた漆黒の刃レベルに黒かったのでどうしようかと思いましたよ。この子、大丈夫なのかなあ。という老婆心が爆裂四散しました。最終的にフッキーといい仲になるというのもまた変な展開でした。そこは、桃ちゃんだろ……! という我々の言葉は届きません。諦めてください。
それはさておき。
そんな訳で展開的には全面に変だけど可愛い感じがありますが、今回は更にエロス!((c)佐天さん)も更に磨きが掛かっておりました。冬果さんのトップレスとか、桃ちゃんの中学生離れしたナイス肢体とか、冬果さんのメイド時の尻ラインとか、冬果さんのキャミのみとか、って、冬果さんばっかじゃねえか! それ程ナイスバディじゃないのに、なんでこのエロいターンをされまくっているんだ……。それでも、女の子のボディラインはエロいのであり、それはそれで眼福ではありました。フッキーとか、キャミのみの時に一緒にいて、男の子の部分(婉曲表現)がどうにかなってしまったんじゃないかと思う。というか、なってないとおかしい。男の子だもんね! 後で使うよね!
と言う冗句はさておき。
今回で好きな回はどちらも異端ですが、謎の名探偵フッキーニ話と、おまけの宇宙人再来話。
フッキーニの話は探偵である必要性が全く無いという点と、完全にメインの話とは毛色も設定も違う点が楽しかったです。何故この話が挿入されたのか全く不明なのもいいですね。やってみたかったんだよ! という面をぶちかますぜ! しておられるとも感じたり。最終的なオチも皆仲良く暮らせばいいのよ! というぶっちゃけどうしてそういうオチにー! でしたし、全体的に苦慮も見えたなあ、と。バトル展開めいたのも、したかったのかしらねえ。
宇宙人再来は全体的にいい雰囲気でしたが、冬果さんがスズさんの胸あてを、というのが印象に残り過ぎて全部台無しだった感じでした。そこもまたいいんですけどね。でも、そんなに胸囲の格差社会なのか……。という素晴らしい映像でもありましたし。というか、やっぱり今回のエロ女王は冬果さんなのな……。
とかなんとか。もうちょい見たかったかなあ。