今回のまんがタイムきららキャラット三作取り上げ(2014年3月号)

承前

 まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。たまに数が増えたり減ったりする予定ですが、まあそれはそれという事で。
 選ぶのはある程度の方針として、前、中、後と衛の定点観測としたい所ですが、それでもほぼ自分の趣味が全開になってしまうでしょう。これ、と言う作品のが最終的に出来る場合も考えられますが、それならそれでいいかなあ、程度のゆるい縛りで行こうかと思います。
 それではいってみましょう。

カヅホ『キルミーベイベー

 こたつの季節。に、現れた敵組織の刺客、その名もデスコタツ! ……こいつ日本以外且つ冬以外でどういう活動してるんだろうか……。しかもバレたらもう入られないだろ! と言う部分もね……。というか、久しぶりに刺客回でしたが、いつも馬鹿馬鹿しくやられる刺客に比べると、色々と活動で来て厚遇でしたね、デスコタツ。弱点は分かりやすいし、結局は馬鹿なやられ方でしたが。回としては最初こたつ回という雰囲気でいきなり刺客回になるというトリッキーな回であったかと思います。そういう意味でも特殊な回だったなあ、と。流石に連載が長く続いた状況下では、色々と目先変えてくるものですな。個人的にはこのままこたつ回で済ませてくれても良かったんですが、でもこれはこれで大変面白い回になっていたとも。あぎりさんも出てるしね!←結局そこ

平つくね『ラッキー・ブレイク』

 最終回! 一つのまとめとして形にはなっていましたが、特に説明のないまま三年が経過しているという事実が最後の方に開陳されて驚きましたよ……。前回からの引きとかどうでもよかろうなのだーッ! って感じで、この最終回が想定の方向ではなかったんだな、という雰囲気でありまして、そういう意味ではちょっともったいないかなあ、と思うばかりです。とはいえ、この連載終盤はぽろぽろと休載する場面が多かったので、そこもどうしようもないですわな……。3巻が出るだけ恩の字ですよ……。
 後、デイさんの出番が今回少なめというか誰なんだあんた一体……と言う感じの着ぐるみ装備であり、それはそれで可愛いやったー! なので良かったですね。もうデイさんが見れなくなるのはおしいですが、後半は存在感が変になってしまってたからしょうがないか。変な貫禄があったよね。でも可愛い。←結局そこ

永深ゆう『だいたいこんなンで?』

 油断してケツ向けられるの俺に代わってもらってよろしいですか? あの位置のベストポジションっぷりはちょっと憧れますよね、男としては。相手が女の子だから油断している公算もありますが。となると俺が女の子になれば。←どういう感想だよ
 さておき。
 七不思議は基本。ですが、こかげさんの恐怖体験(ぼっち体験)の方が怖いで困りました。いくらなんでも存在感薄過ぎるでしょう? それに気づかない先生も駄目なんですが、そこで声出せなかったこかげさんもね。でも、まさかあのタイミング、偶数人しかいないのにペアが出来ないと思われた事実では声もでないよね……。恐ろしい……。