先に総評
今月のきらら誌で一番目をひくのは、湖西晶『〆切ごはん』二本立て、新連載、フライ『はなまるスパイラル』とオカモト『ランキンガール』、そしてゲスト攻勢となります。一つずつ見ていきましょう。
『〆切ごはん』二本立ては共に風邪がメインテーマにしつつ、どっちも冷凍物で勝負。冷凍ドーナツって食感楽しそうなので一回試してみたいですが、冷凍向きのドーナツとかあるのだろうか、とか思ったりも。普通の、オーソドックスなドーナツが安定なのかなあ。その辺は特に描かない漫画なので、個々人でその辺はやるのが肝要でしょうか。
『はなまるスパイラル』はトイレに妖怪が集まる! で大体説明出来る漫画ですが、そのトイレの中がだだっ広いとはいえ、出ないで話続くのかが気になります。今まで基本的に来訪者がいるから成り立ってる感もあるので、それが硬直化したらどうなるのか。あるいは出ていく事もあるのかしら。そうなるとトイレの価値がだしなあ。『ランキンガール』はランキング一位取らないと放逐! で大体説明出来る漫画ですが、内容面はまだ前提条件という所なので早急な判断は差し控えますが、でもどういう風になっていくのかは気になる漫画です。というかなんで帰宅るは打ち切りになったんですかねー!?
ゲストはやはり阿部かなり『サンタクロース・オフ』が一押しです。繁忙期じゃなくなったサンタの、まさにオフが見れる訳ですが、中々やる事がしっかりしているし、コメディ調も良いし、絵柄可愛いしで三拍子揃ってる感じ。連載にならないかなあ。また茶々『凸凹□(でこぼこボックス)』も良い感じ。ちっちゃい子と大きい子の取り合わせはいいですヨネ。この辺も期待したい所です。
個別チェック三連弾
- 華々つぼみ『コドクの中のワタシ』
- ちっちゃくなるよ! という内容ですが、ぐれ子ちゃんが真由さんのパンティを謎の液体に満ちた器に入れてて、それ後で真由さんが着るんですよねー!? 濡れ濡れですかー!? とか思って俺はもう駄目。にしても、あんこさんは博士が妙な物を作らない部分をカバーして変な物作る役になってるなあ。便利なポジションだ。
- ざら『しかくいシカク』
- トリック写真からの鬼撮影会。いきなりこの漫画のリアリティレベルが揺らぐ展開にぶっ込まれて何度か読み返してそれでもリアリティレベルが戻らないから本当に困りました。それはさておき、茜さんはマジ面倒見がいいので伊達に部長職についていないなあ、とも。自分が自然とやってるから、あんまり自分が適任だって分かってないけど、周りはしっかり分かってますよ、というのが心地よかったです。
- みじんこうか『すいまさんといっしょ』
- あくむちゃんの仕事着エロ過ぎる。長はどういう神経しているんだけしからんもっとやってください。そして俺もあくむちゃんに踏まれてあのアングルしたいですお願いします。
今月のワンワード
- 津留崎優『箱入りドロップス』より。
…耳外した方がかわいいですね?
- テーマパークでつけてた耳カチューシャそのままだった! で、照れてる!陽一さん照れてる! からのこの台詞。雫ちゃんの目の付け所がしっかりしてきた感ある。そこがいいなあ、って思ったらもう、あと一歩なんじゃないか?