ヒューゴー牽制力検証・ウル4版 その3

大体の内容。

 ウルトラストリートファイター4、つまウル4での新キャラで不遇なのか厚遇なのかよく分からない立ち位置のヒューゴのけん制能力を検証する試みです。かなり個人的なバイアスが掛かってるし、個人調べなので安定性がないかと思いますが、まあ参考程度にしていただければ幸いです。
 基本的に、相手のキャラから通常技三つを適当にピックアップ、それに対してこちらの5中P、2中P、2中Kの三つがどれだけ勝てるか勝てないか、というのを書いていきます。勝ちやすいは“○”、五分は“△”、負けやすいは“×”で表示して、その後に備考などを書く形になります。方向はテンキ―表示です。
 それでは、いってみましょう。

バイソン

  • 5大P:リーチの長いストレート。これと5大Kがバイソンの基礎けん制技。
    • 5中P:△:まあ、まず相打ちって感じである。刺し返すのは若干難しいか。
    • 2中P:△:大体相打ち。この技ならやり易いので刺し返そう。
    • 2中K:○:間合いの外から転ばせられるので、リスク低くリターンは高い。
  • 5大K:ボディフック。足払い系にも強さがある打点の低さがポイントの技。
    • 5中P:△:案外相打ちに。タイミングずらして刺し返しっぽくいくのもありかしら。
    • 2中P:△:案外相打ちに。刺し返すの方が楽ではある。
    • 2中K:△:置いておくと転ばせやすい。遅いと殴られる。
  • 2大K:大足。発生が早くてダウン取れる、というのは使いやすいですよね。
    • 5中P:○:リーチ差が生かせる。間合い内だと案外負ける感がある。
    • 2中P:○:適当に相手の間合い外で振っても潰せるのでありがたい。
    • 2中K:○:間合い外で置いておくなら。相手の範囲内に入るとちょっと発生の面で厳しいか。

バルログ

  • 2中P:爪があるとかなりリーチがあり、発生早く、キャンセルもかかる技。羨ましい。
    • 5中P:○:若干の置き気味で。早過ぎると刺し返し気味に食らうので、注意がいる。
    • 2中P:○:置き気味に。でもやっぱり早過ぎると、なのでタイミング重要。
    • 2中K:△:置く気味に。でもやっぱり早過ぎると、なのでタイミング重要。でも相打ちでもリターン高いので打ちたい所。
  • 5中K:リーチ長めで、爪の着脱でリーチが変わらないのも利点の技。
    • 5中P:△:案外相打ちになり易い感じ。
    • 2中P:△:案外相打ちになり易い感じ。
    • 2中K:△:案外負けやすい。上手く置けると転ばせられるので、打つ打たないの辺りは状況次第であろうか。
  • 2大K:スラ。移動距離後半ガードすると確定反撃もないので上手く打たれないようにしたい。
    • 5中P:○:置く事。
    • 2中P:○:置く事。
    • 2中K:△:置いておくとだいぶやりやすい。それでも相打ちしやすいけど。

サガット

  • 5大K:ジャンプ抑制とけん制で振ってくる技。ヒューゴーはしゃがんでても二段目が当たるという座高高いキャラ特有のがある。
    • 5中P:△:わりかし早めに置いておかないといけない。相打ちでもダメージ勝ちにはなるが、距離が離されてしまうのが難。
    • 2中P:○:置いておくのが基本なのだが、距離が悪いと普通当たらない一段目が当たって二段目も、になるので注意が要る。
    • 2中K:△:遅いと一方的に蹴られるので置き重要。案外遠くても当たるので、距離の面は気にしなくていいのがいい。
  • 5中K:足元の判定が薄めなので、足払い系を嫌って出してくるタイプの技。リーチ短いのが救いか。
    • 5中P:△:案外相打ちのタイミングでないと他は負ける場合が多い。
    • 2中P:△:上に同じ。
    • 2中K:△:足払い系なのに当たり易い、のだが結構近寄らないと双方当たらないのが難点。
  • 2中K:中足。キャンセルかかる技では一番間合いが広い。道着系のよりは楽な相手か。
    • 5中P:○:リーチ勝ち。この間合いでサガットがこの技振るか、というのはあるけど。
    • 2中P:△:相打ちあり。とはいえ気軽に振っても勝てたりする。
    • 2中K:○:置くのが基本だが、そうすると結構簡単に潰せる。

ベガ

  • 5大K:発生、リーチ、判定位置などが優れたベガの代表的なけん制。先端しゃがんでてもガードになるヒューゴークオリティ。
    • 5中P:△:勝てるタイミングは少なく、早過ぎても遅過ぎても、なので相打ちとるのが基本的な形に。ダメ的にもとんとんである。
    • 2中P:△:間合いがちょっと遠いくらいだと一方的に勝てるのだが、相手の基本的な振る間合いだと相打ちになりやすい。ダメとんとんなので上手くぶん回すのがいいのかも。
    • 2中K:○:こちらの足先を上手く置いておけるとかなり一方的。相手のリーチぎりぎりでいいので、案外つぶし易いと言える。間合い入ると流石に、ですが。
  • 5中K:5大Kより劣る部分もあるものの、それでも発生早くリーチありで足元の食らい判定が薄め、というので使い道が多い技。
    • 5中P:△:ある程度置いておけるが、それでもシビア。大体相打ちと考えて打つ、または不利ならガードのが基本か。ダメは勝ってる:
    • 2中P:△:基本的に相打ちしやすいものだと思った方がいい。この技のが若干刺し返ししやすいので、上手く使いたい。
    • 2中K:△:置いておいても相打ちになりやすい。リターンを考えるとこの技を選択したいが、ダメはトントンなのでどうするかは好みである。
  • 2大K:ホバー。先端ガードだと隙が少ないし、移動スピード速いので対処しづらい。
    • 5中P:△:とはいえ、タイミングドンピシャで当てるのは結構難しい。間合い外からズサーされると当たらない場合も。
    • 2中P:△:これもタイミング難しい。若干置きやすいが、それでもである。
    • 2中K:△:相打ちしやすいが、置いておけるのでそこそこけん制として機能しやすい。