石見翔子『しょーがくせいのあたまのなか』のメイン三人キャラ感想 第6回(2014年11月号)

承前

 石見翔子『しょーがくせいのあたまのなか』が大変ブリリアント且つロック且つかっ飛なので、この機会にその感想をしたためよう、特にキャラに特化した感想を書いてみようという試みです。過度な期待はしないでください。キャラに対する雑感と、登場コマ数、そして台詞抜き出してそれを記載して、記録とするものであります。か(略)
 それではいってみましょう。

いちこちゃんについて

  • 登場コマ数:6コマ(61コマ中)
    • 今回は討論会めいた(めいたとしか言いようがないくらい特に議論してなかった)回なので、運動モンスターにはいる場所がございません。と言う事でだらけてお腹をぐううううとしたのと、後、先生は飯食いに行ったんだ! っていう腹が減った自分の事から考えついた愚考発言しておりました。運動関係ないと本当に存在感が無くなるってそこはかとなくおかしい存在ですヨネ、いちこちゃん。
  • 今回の台詞

そーだっしょ! 先生はずるいっしょ!!

  • の後の台詞がお前だけだよ! っていうかお前何言ってんだ! だったので流石のいちこちゃんという感じです。一番言動がダイレクトなのに一番言動が変って凄いとしか言いようがないな、いちこちゃん。

ふたばちゃんについて

  • 登場コマ数:11コマ(61コマ中)
    • 今回はそれほど出番がなかったふたばちゃん。とはいえ、ピンポイントで顔を出しているので存在感が薄くはない辺りが出来ています。こういう出番のあり方というのが上手い漫画の力だなー、とも。というか精神年齢高いにも程あるよな、ふたばちゃん。ご飯をお残しするような人生送ってないとか、いい発言してましたし、そういうのが言えるって超小学生級です。今までちょっとヤバイ、特にみゆちゃん方面で、と思ってましたが、ちょっと見直した感があります。本当に出来ています。
  • 今回のセリフ

人類が滅亡すれば万事解決よ

  • 見直したと言ったな。あれは嘘だ。つ…か、環境問題に対してあまりに端的! でもある意味事実! で、どうしたもんか。そういう観測してる人いなくなれば環境問題の意味が無くなるよねー。いや、環境破壊する奴がって意味でしょうけど。

みゆちゃんについて

  • 登場コマ数:19コマ(61コマ中)
  • 今回も流され流され、だけどちゃんと小学生っぽく立ち回るみゆさんが本当に癒しでありますよ。今回は他の生徒がたくさん出てたので、その分割を食った感じです。元々人物としての立ち具合が普通っ子なので弱い分、他の子が出てきたら、とは思ってましたが実際その通りになった格好です。今後、メイン登場人物として生きていけるか、みゆちゃん。
  • 今回のセリフ

特にありませんっ!!

  • 皆が特にないって言ってるから! という流されっ子みゆちゃんの面目躍如です。そもそも秘技他の子が言った台詞にそれに同じ、を使おうとしてた辺りの流されっ子レベルの高さが、ねえ。この子も案外将来が心配になります。大丈夫なのかなあ。