今回のまんがタイムきららキャラット三作取り上げ(2014年11月号)

承前

 まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。たまに数が増えたり減ったりする予定ですが、まあそれはそれという事で。
 選ぶのはある程度の方針として、前、中、後と衛の定点観測としたい所ですが、それでもほぼ自分の趣味が全開になってしまうでしょう。これ、と言う作品のが最終的に出来る場合も考えられますが、それならそれでいいかなあ、程度のゆるい縛りで行こうかと思います。
 それではいってみましょう。

黒田bbAチャンネル

 ナギの休日だからだらだらするぞー。が休みの使い方としては素晴らしい感じだったのに、トオルンってば。でも、初期に比べるとトオルンって友達と交流しっかりするようになってますヨネ。それが可愛いですが、ナギの可愛さの前には、それも霞む! 家でだらだらナギの可愛さったらないよ!

双見酔『セカイ魔王』

 最終回! 各々が分かれて行動したのが意味があったなあ。という印象の話の締めとなりました。この回の途中でアルシャさんが存在するのを許されたりとか、笑い所はきっちり。というかアルシャさんって本当に最後まで勇者(笑)って扱いだったなあ。でも、マオさんとアルシャさんは今後どういう風に生きていくのか、というのが少しだけ見えたような、でもまだまだいろいろあるんだろうなあ、と思わせる終わり方で、物語としての一つの区切りとしては上質の物であったと思ったりも。いい漫画でありましたなあ。

ハトポポコ『平成生まれ2』

 藤井さんの名言「なにこれ」が素晴らし過ぎて腹筋が強固に鍛えられます。藤井さんの、アイス溶かしたの食べたいという欲求が良くわからないからの、食べて藤井さんも良くわからないという発言なので本当に訳がわかりません。そういうのがこの漫画の真骨頂なのかも、と錯乱します。なにしたいねん! でも、それが藤井さんの魅力なんだよなあ。