ダッドリー牽制力検証・ウル4版 その8

大体の内容。

 ウルトラストリートファイター4、つまウル4になり、細々調整が入ったっぺれえので、ダッドリーの牽制事情がどうなっているか。それをまた検証する試みです。かなり個人的なバイアスが掛かってるし、個人調べなので安定性がないかと思いますが、まあ参考程度にしていただければ幸いです。
 基本的に、相手のキャラから通常技三つを適当にピックアップ、それに対してこちらの5大P、2中P、6中Pの三つを基本に、後一つ、相手の技次第で知識として使えそうな一つ選択し、それがどれだけ勝てるか勝てないか、というのを書いていきます。勝ちやすいは“○”、五分は“△”、負けやすいは“×”で表示して、その後に備考などを書く形になります。方向はテンキ―表示です。
 それでは、いってみましょう。

コ―ディ

  • 2小K:コア。他のキャラより格段にリーチが長く、出も早く、細かく振ってくる技。キャンセルから中ハッハー!も当たるので結構面倒。
    • 5大P:○:基本的に当たり判定はでかいようで、近づきすぎなければ結構勝てる。近いと発生の面でこちらが劣るので基本負けやすい。
    • 2中P:○:やはり潰し易い。とはいえリーチ的にも噛み合いやすいので、不利状況でこの技、というのは辛いが。
    • 6中P:○:足払いに対しては基本この技だよなー、という適当さで振れる。ちょっと離れてないと発生で、だけど。
    • 2中K:○:置いておくの重要。こっちは隙が大きいので、スカされて刺し返し、もあるけど。
  • 2中K:スラ。実は結構姿勢が低いので、ダッドリーとしてはかなり苦手な技だったり。性能も向上したので更に面倒。
    • 5大P:×:まず負ける。動作終盤に殴れるタイミングがあるのだが、意識的に狙うのは結構難しいレベル。遠い時は振って当たったらいいなあ、もありかしら。
    • 2中P:×:当たりそうで当たらない。これも動作終盤は殴れるが以下同文。
    • 6中P:○:かなり適当に出しても普通に当たるので助かる。これメインか。
    • 2中K:△:置いておくのが重要だが案外相打ちに。リターンは高いが、やはりスカされ刺し返されると、なので結構リスクはある。
  • 5大K:リーチが長く威力も高いので、わりと振ってくる印象がある。これが案外きつい。
    • 5大P:△:相打ちになる場合が大体。置いておくと負けるので、基本的に勝てないと思った方がいい。
    • 2中P:△:打点の関係で基本的にスカりやすい組み合わせ。体を殴れる間合いまで詰めれれば、勝てる場合も多い。
    • 6中P:×:置いておいても負けやすく、タイミングが合うと相打ち、なのであんまりいい選択肢ではないかも。
    • 2大K:○:ちょっと遠めでも相手の判定が伸びてきて当たる。こっちは姿勢が低いので当たらない。相性がいい組み合わせ。

ガイ

  • 5中K:ガイの牽制ったらこれですヨネ。リーチ面はそれほどでも、だが足下の食らい判定の薄さとかが強み。
    • 5大P;△;相打ちになり易い。ダメージは取れるので強気に振れるか。
    • 2中P:△:相打ちになり易い。ダメージはとんとん。刺し返し気味にするなら案外いけるか。
    • 6中P:△:相打ちになり易い。発生面で負ける場面もあるだろう。
    • 2中K:△:意外と相打ちになる。とはいえ負けの場合もあるので、置く大変重要。
  • 5大K:打点高めで対空用途で使われる場合が多くなった技。飛び抑止の振りしつつ牽制、って使い方かしら。
    • 5大P:△:大体相打ち。威力面でもとんとんなのであんまり相打ちしたくないかも。
    • 2中P:○:打点の関係が噛み合って、案外当たらない。とはいえ近いと相打ちもある。
    • 6中P:△:相打ちになり易い。偶に勝てたり偶に負けたりもあるけど、発生面の問題だろう。
    • 2大K:○:沈み込むのが利点となりやすい。リターンもでかいので狙う勝ちはあるのかも。
  • 2大K:スラ。スラらしく姿勢が低いのでダッドリー的には苦手な技。
    • 5大P:×:当たりません。
    • 2中P:×:当たりません。
    • 6中P:×:当たりません。
    • 6大K:○:意外と潰せるのが楽しい。素直に2中Kする方がいいですけれども。

アドン

  • 5大K:アドンの牽制の大要。発生はそこそこなものの、リーチ、威力、打点どれも優れている。地味に二段技なのでセビにもある程度強いので本当に厄介。
    • 5大P:△:ほぼ相打ち。置く感じだと負ける場合が多いので注意。威力面では勝っているのだけが救い。
    • 2中P:△:ほぼ相打ち。置く感じでも負ける場合がある。威力で負けているので結構厳しいか。
    • 6中P:△:ほぼ相打ち。やはり置く感じでも負けたり相打ちになったり。
    • 2大K:○:とはいえ遅いと負けるので早めに置くのが肝要。案外相手の判定がこっちに伸びてくるので、遠めでも当たり易い。
  • 2大P:5大K程ではないにしてもリーチと威力に優れた攻撃。
    • 5大P:△:大体相打ち。威力的にはこちらが勝っているのが救いな点。
    • 2中P:△:大体相打ち。発生の面でこちらが優位なので、置いておけると勝てる場面も。
    • 6中P:△:大体相打ち。とはいえこれも上手く置けていると案外勝てる。
    • 2中K:△:置いてても偶に負ける。遅いと更に負ける。
  • 2大K:大足。結構リーチが長い技でダウンの取れる下段。使いやすそうである。
    • 5大P:○:先端で殴る感じで行きたい。近過ぎると相打ちになるので注意がいる。
    • 2中P:×:リーチ面で負けているので、お互いの体に直に当たる間合いまで詰めないと当たらない。
    • 6中P:×:2中Pと同じ。ある程度寄らないと当たらないが寄ると転ぶ場合が多い。
    • 2中K:○:やっぱり下段で困ったらこれですヨネ!

ジュリ

  • 5大K:飛び蹴り。移動距離とリーチが重なり合って案外遠めからでも当ててくる。
    • 5大P:△:置いておく使い方は先端同士だと負けやすい。間合いが詰まっていると出始め潰せる場合もある。
    • 2中P:△:状況によって勝ち負けがまちまちである。やはり発生の差を活かせれば置いておくのがいい感じではあるが。
    • 6中P:△:これも状況によって。先端を使われるとマジで置いていても勝てないが、それより内なら置いておける。
    • 2大K:○:判定出ていればくぐれる。当てるなら間合いとタイミングが重要(でないとお互いスカる)。
  • 2中K:リーチはさほどでもないが、姿勢が低くキャンセルもかかるのでジュリとしては多用してくる技。
    • 5大P:×:基本的に当たらないので一方的に負ける。近くて低くなる直前なら、だけどシビア。
    • 2中P:×:なんで当たんないだよ! ってくらいスカるし負ける。
    • 6中P:×:お前が当たらないでどうするんだよ! ってくらいにスカるし負ける。
    • 5大K:○:動作終盤にこれが当たるタイミングがある。そこ以外はスカるので仕込みEXマシでうまー。ではあるがネタの域を出ない。素直に2中Kの出番だ。
  • 2大K:大足。姿勢が低いのでもうそれだけで困る。
    • 5大P:×:当たらないんだなあ、これが。
    • 2中P:×:当たりそうなんだがなあ、これが。
    • 6中P:○:とはいえタイミングと間合いがシビア。ここ! で打てればいいんだけど。
    • 2中K:○:やっぱり足払い対策はこれやね。