ヒューゴー牽制力検証・ウル4版 その10

大体の内容。

 ウルトラストリートファイター4、つまウル4での新キャラで不遇なのか厚遇なのかよく分からない立ち位置のヒューゴのけん制能力を検証する試みです。かなり個人的なバイアスが掛かってるし、個人調べなので安定性がないかと思いますが、まあ参考程度にしていただければ幸いです。
 基本的に、相手のキャラから通常技三つを適当にピックアップ、それに対してこちらの5中P、2中P、2中Kの三つがどれだけ勝てるか勝てないか、というのを書いていきます。勝ちやすいは“○”、五分は“△”、負けやすいは“×”で表示して、その後に備考などを書く形になります。方向はテンキ―表示です。
 それでは、いってみましょう。

ユン

  • 5中P:肘。キャンセル鉄山までがお決まりのパターン。これ以後の読み合いはこっち有利だが面倒な場合もあるので、事前につぶせるタイミングでは潰したい。
    • 5中P:○:△寄りではあるが、リーチ差が生きやすい。適当に振って刺し返されると辛いので、無茶な振りは禁物か。
    • 2中P:△:基本相打ち。ダメージが取れるし、それ以後の展開を潰せるのでリターンとしては高いか。刺し返しされにくいのもいい。
    • 2中K:○:ヒューゴーの足は長い。皆知っているね?
  • 5大K:なんてことのない蹴りだが案外強い。ダウンを取れるのはでかいか。
    • 5中P:△:先端同士だと勝てないそこより近づいて体に当てる、なら発生の遅さを利用は出来るので、活路はそこ。
    • 2中P:△:ベストタイミングで、である。ダメージはとんとんだが、ダウンさせられるので状況的に相手のリターンが高くなる。
    • 2中K:△:先に置いておくのがベスト。失敗すると自分だけ吹っ飛ぶ形になる。
  • 2中K:これも鉄山入れ込んでの形で使われる。姿勢低めで下段でもあり、使う技筆頭だろう。
    • 5中P:△:基本的に先端部同士ではスカ。リーチ的にこちらが優位なので、一方的に殴れる間合いもある。
    • 2中P:○:こちらの先端を使うと一方的に勝てる。やや間合い重視だが、思っているより楽に出来る。
    • 2中K:○:適当に置いておけば勝てる。本当にこの技は楽である。

ヤン

  • 2中K:リーチはそれほどでもないけれど、姿勢が低く発生も早くて、コンボにも使っていける、ユンと言えばこれ振ってるなのイメージがある技。
    • 5中P:×:出始め辺りに殴れるタイミングがあるが出来ってしまうとスカるので相性悪し。
    • 2中P:○:ちょっと先端気味が基本だが、案外つぶし易いのでオススメ出来る。
    • 2中K:△:まれに相打ちするが、ダウン取れるこっちのが有利。
  • 5大K:ヤン最長リーチ。威力も高いのでけん制向き。飛ばれると痛いのもね。あんまりガンガンと振ってくるヤンもいないかもだけど。
    • 5中P:△:相打ち上等。ダメージレースは地味に勝ってるので強気強気。
    • 2中P:△:相打ち上等。ダメージレースは地味に勝ってるので強気強気。
    • 2中K:○:とんでもなく楽につぶせるので上二つ強気お疲れ様です。
  • 2中P:足払い対策用な動作の突き。実際の所は。
    • 5中P:○:リーチ違い過ぎる。
    • 2中P:○:判定位置の差が出まくる。
    • 2中K:△:ヒューゴーのこれに相打ち取れるって地味に強いんだけども。

殺意リュウ

  • 2中K:リュウの中足とはちょっと違うが、大事なのは同じ。
    • 5中P:×:基本的に当たり辛い。こちらの先端を、ならかなり強いが、そこで振る殺意はいません。
    • 2中P:○:ある程度近づかないと、だけどかなり潰し易い。
    • 2中K:△:案外相打ちだが相手のコンボ途切れる+ダウンでこっちのがリターンは高い。
  • 5中K:前蹴り。足下の食らいが小さい系でわりと強い。
    • 5中P:○:リーチ差を活かせば有利に立てる。ある程度近いと相打ちはあるので、リーチを見極めたい。
    • 2中P:△:相打ちするがダメ―ジはこっちの方が上である。
    • 2中K:×:相当前に行っておかないと勝ち目が無い。相手強い。
  • 5大K:豪鬼大足。リーチとダウンを考えると振りたい技である。
    • 5中P:○:リーチ差が如実に出る。
    • 2中P:○:なんのかんので足払い潰し易い技である。
    • 2中K:○:置くの重要。

  • 6大P:突き一閃! リーチが長く威力が高くと判定も強い。けん制向きとはこの技の事。
    • 5中P:△:相打ちする場合が多い。ちょっと遅いと一方的に負けたりもあり。ダメージ的にとんとんだからどうしたもんか。
    • 2中P:△:発生差を考えるとこちらが振る間合いでは勝ちやすいが、相手が振るのを潰そう、とするのはきつい感じ。
    • 2中K:○:置いておくのが重要。相当潰せる。
  • 2中K:中足。オーソドックスだがやはり道着と言えばこれである。
    • 5中P:×:発生初期なら体を殴れるが、相手の判定が出る辺りでスカるようになる。中々難しい相手。
    • 2中P:○:こっちのギリギリ当たる間合いくらいが相手にとっては嫌らしいっぽい。
    • 2中K:○:かなり適当な場所で振っても当たってもらえる。置いておくのは基本だが、相打ちでもリターンはでかい。
  • 2大K:大足。地味にリーチがしっかりあるダウン取れる下段。
    • 5中P:○:案外体の判定が大きいままなので、先端を狙えばリスク少なく殴れる。
    • 2中P:○:ちょっと踏み込む必要があるのが難だが、それでも勝ちは拾いやすい。
    • 2中K:○:無理せず判定置いておけばいいんや!