今月のまんがタイムきららチェックポイント(2015年3月号)

先に総評

 今月号は最近通りの凪進行。連載作が二つ休載なのでよりゲストが多い印象でしたが、個人的にまだ連載だと思ってない類があるせいでゲストばっかりじゃないか! どうなっているだ! と、お前の頭がどうなっているんだ状況に陥ったりも。大正とギタはまだ連載と認めていません……! ←面倒くさいオタ
 そんなゲスト進行の今号ですので、前半と後半で一気にテンションが変わってしまいます。自分が本当に後衛の漫画群に対して、一部を除きとはいえ気持ちが無いのがしっかり分かります。だから、どうにも後半読むのが面倒に感じたりするんですよ……。この辺、どうにかならないかなあ。というか最近の後衛の〆としてシュガー『さつきコンプレックス』が偉大な貢献を果たしていたんだな、という気づきを得たりはしましたけども。阿部かなり『サンタクロース・オフ!』も〆としてそこそこやる感はありますが、さつコンの異形の力の前ではまだまだだね。
 さておき、ゲストだと久しぶりにMANA12『サイドチェンジ!』が載ったのが特筆点でしょうか。これでゲストとして七回目の登板、という完全にクローザ―としての力を見せていますが、これ連載しても良いのでは? という気持ちも。今のきららだとスポーツ面はさっぱりだから、誌面の幅として十分力を発揮するのではとか思ったりします。生徒会長が好きすぎるというもう一つの面もあるにはありますが、それでも必要な一手になるのでは、とも。戯言だけどね。

個別チェック三連弾

  • 津留崎優『箱入りドロップス』
    • 陽一さんと雫さんが出ない回、というのでテンションが下がると思った? ジュンジュン回ならむしろテンション上がるにきまってるだろ莫迦! と言う事で純さん回です。前々から好きな人が教師では? という疑惑があったジュンジュンですが、今回それが当確となり、そこからいつものひねくれぶりが恋心にも発揮されて色々面倒くさい形になっているジュンジュン最ッ高だぜッ!チームサティスファクションの復活だッ!!(カーン!)レベルの状況でした。素直に渡せない上に、渡せても素直に喜ばないジュンジュン最高かよ……。
  • きゆづきさとこ棺担ぎのクロ。懐中旅話』
    • あまり明確にクロさんに対して危害を加える相手、というのが今まで出てなかったんだ、というのが今回の内容でするっと気づかされ、そしてもしそういう相手が出たらどうなるのか、というのが次回に持ち越されてうもー! となったりも。クロさんの夢の、追うのではなく追われていた、というのも示唆的な内容で、そろそろこの漫画もまとめの季節が近いのか、とも思わされます。これで連載が安定してくれれば更に安心してやきもき出来るんですが、これ下手すると半年無いとかありえますからね。やきもきし過ぎてしまうので、続き早くお願いします。
  • 華々つぼみ『コドクの中のワタシ』
    • 鼻から触手……。エロス……。←そうか?

今月のワンワード

にーばんて!! にーばんて!!

  • この漫画はいつも絶妙なぶっこみ具合を見せてくれますが、今回の近藤さんのこの台詞の危険度高めなのに本人悪気一切ないという凄まじいぶっこみは本当に腹筋にきました。基本二番手の西山さんにその台詞アカン! 西山さんがそれを気にする状態じゃ無かったのが本当に幸いでしたよ。