石見翔子『しょーがくせいのあたまのなか』のメイン三人キャラ感想 第11回(2015年4月号)

承前

 石見翔子『しょーがくせいのあたまのなか』が大変ブリリアント且つロック且つかっ飛なので、この機会にその感想をしたためよう、特にキャラに特化した感想を書いてみようという試みです。過度な期待はしないでください。キャラに対する雑感と、登場コマ数、そして台詞抜き出してそれを記載して、記録とするものであります。か(略)
 それではいってみましょう。

いちこちゃんについて

  • 登場コマ数:8コマ(61コマ中)
    • 今回は恋話というちょっと出番に向いてない回だったので、出るには出るけど端っこにちょいちょいいるだけで台詞も一回という不遇の回となりました。動きが出る回でないと本当に出番少ないよね、いちこちゃん……。でもしゃべらないと結構可愛い子に見えるんだよなあ、いちこちゃん。動いたりしゃべったりすると一気にこの子……。になるけど。
  • 今回の台詞

OK!! ボス!! ヤモリゲットだぜーーー!!

  • いちこちゃんだと余裕でヤモリゲットしてきそうで怖くない。怖くない。というかよりかっちがすっかりボスとして認識されてますな……。よりかっちもハウス!!とか言って完全に飼い主プレイですよ。

ふたばちゃんについて

  • 登場コマ数:21コマ(61コマ中)
    • 皆の良い聞き役になりつつあるふたばちゃんですが、今回の皆がおまじないを、という中でシャープでクールなふたばちゃんは当然スルー気味、と思ったら最後に、というのがいいですね? 最後、第四の壁乗り越えちゃうのもまたふたばちゃんらしいというか。そのせいでますますこの漫画どうなっていくのか。という感じであったり。頻繁に乗り越えないというか、今回限りでしょうけども。
  • 今回のセリフ

私と貴方の秘密ね

  • そんなこと言われたら秘密にせざるを得ない。というかこの台詞のコマのふたばちゃん、やたら可愛いんですが。なんだろうこの可愛いさ加減。今回はみゆちゃんもいちこちゃんも、そして現在モブな子達もなんか可愛かった気がする。恋話はやっぱり女の子を輝かせるのか。

みゆちゃんについて

  • 登場コマ数:22コマ(61コマ中)
    • 今回は他の子もちょこちょこ出ていたので、登場コマ数のわりには存在感が無かったみゆちゃんなのでした。とはいえ、ふたばちゃんにおまじないする相手誰がいいかなあ? とか言ってるのが可愛らしい。先にも書いてますが今回皆妙に可愛いんですよね。いや、今までも可愛かったですけど。ああ、みゆちゃんですね。照れ顔可愛いですね? なんか可愛いばかり言いたい回でした。
  • 今回のセリフ

ふたばちゃんが一番私の事知ってるから…

  • どういう意味で知っているか、というのを知らないみゆちゃんの罪深さよ。ふたばちゃんもそこを突っ込まず、きっちりお返ししている辺りが逞しい。小学生かって感じですが。