電撃4コマvol'218徒然に感想

鈴城芹『CLUB ゲーム倶楽部』

  • ゴールデーンウィンク! というクソタレつまらない開幕を果たしましたが、それぞれのゴールデンウィークを満喫する回となりました。歩さんと走くんは遊園地二本立て、壱さんは温泉、助平はざますちゃんと一緒に遊ぶ、とそれぞれ思い思いであります。
    • 遊亀家の家族サービスはちゃんとメリハリつけて満足させているのがやりおる。お父さん、流石にクリエイターです。ちょっとその癖が凝り性になり過ぎてる感はありますけども。お母さんへのプロポーズの話とか、いい話だけど笑い話でしたし。
    • 壱さんは温泉で肩こりほぐして満喫、というJKにしては結構ばば臭い話でした。でも、くしゃみで噂をしたのが誰か、というので男だったら二択……! ってなって助平だったら嫌なのかしら、とか思ったり。まあ、走くんに対してオネショタですからね、壱さん。
    • ざますちゃんとちゃんと遊んであげる助平はいいやつです。ゲームみたいな恋がしたいという気持ちゆえに、ゲームだからそれ! なシチュエーションに心ひかれなければ、あるいは、なんだけどなあ。
濡れ透けでセクシーな奥さんは見たくない?
  • のとこのポーズがお母様はいいのに歩さんはさっぱり、という中々見事な仕事です。どっちも性的になりそうなのに、片やギリギリアウト、片や勝負になってないというコントラストがいいです。

大邑烏『シノビモノ』

  • クラウドファンディング! そういうのもあるのか。と言う事でゲスい回でした。正直、ゲス過ぎてこの回好きじゃないですよ。
    • まほ店長が黒幕というかノリノリなのはいいと思いますが、ちゃんとのん殿の許諾を最初にとっておくべき案件ですよ。というか、あれじゃ今や懐かしの言葉、ブルセラやないですか。完全にネットの闇扱いの犯罪になりかけでしたよ。お前それでいいのか?
    • でも、クラウドファンディングで、クラウドが、戦って……? ってなるのは分かる。クラウドという言葉に思い入れがある人は特にそうなり易いですよね。ワカル。

ゆとり『ちいさい奥さま』

  • 無事、切迫流産の危機からは脱したあーちゃんさん。望月家で安静にする日々の始まりです。しばらくゆったりした時間が流れるのでしょうか。
    • そうなると、またファンタジー回に行きそうだなあ。こっからいきなり何かあったら大変だし。
    • 連続で起きていられるのが一日二時間、というのは中々辛い事であるなあ、とか。二時間なんてわりとあっという間ですよ。起きて、というのは風呂入ったりご飯食べたりもあるだろうから、実際に使えるのはもっと少ない。大変だ。
      • と思ったら、寝ながらゲーム出来る環境を構築! 今は薄型液晶だから、そういうの簡単に出来るわな、そりゃ。
        • そもそもブラウン管時代にやろうとしたあーちゃんさんが異端過ぎる。そこまでゲームがしたいのか。って言われるとしたいよなあ、やっぱり。ゲーオタだから、分かる。

北浜勇介『ゲ〜まん』

  • とあるスパイの世界滅亡。インディーズゲーム祭りじゃ! Wasshoi! ということでこのおまけ漫画雑誌の他の漫画が手を出さない領域に、とうとうメスが! という形になっております。昔よりインディーズがやり易くなっている今だからこそ。今なら出来る! 今だから出来る!! ということですね。
    • 007+MGS、って端的に言ってありと言えばありの組み合わせです。というか、スパイって潜むとかそんなイメージですし、MGSと相性はそりゃ抜群だわな。
      • そしてスパイだから当然、ばれたりするとまずい。というのが核戦争に繋がるよ! で表現というのは出来ておる喃……。って感じです。スパイというとそっちいっちゃうよね、やっぱり。
    • ゲームのし過ぎで現実にゲームの行動とか、あそこでボタンを、とかなるのはいいゲームの証拠。JSRFしてた頃は街中にいくとゲームでの移動経路が見えたなあ。あの電柱を登って電線を突っ切って、とか。あれは確実にやり過ぎだった。
バ●ンノ●ティスは入ってなかった…
  • バンノだと、どっちかと言うと口八丁手八丁で乗り越えるから、情報量とか逃げ道がやたら多いからゲームとしては向いてないのでは。TRPGならむしろ向いてる素材だと思います。

野月楓『ゲマママ』

  • ラビー! 圭介ー! と、描かれた新型PS4の発売の情報前だからしょうがないと分かっていても叫ばずにはいられません。相変わらずフラグを踏み抜く精度が半端じゃないな、『ゲマママ』……。
    • でも、本人たちはそんな事は露も知らないので、楽しくねぷねぷしておられました。ねぷねぷも派生シリーズ含めて二桁出てる、って男の萌え心は恐ろしいのー! と、思わずにはいられません。そういう人達がたくさんいたから、であります。
      • ジャンプすると台詞が聞ける上に能力もアップする! って力の入れ所の正しく間違っている様が素晴らしいですね、ねぷねぷ。抜かりはないと言うことか。
    • 仁志とモンガは今回もいい奴でありました。あの二人が友達なのが、圭介とラビにとっては大変有り難いことであるのを、自覚してなくはないんだろうけど、でもあんまり言わないのが個人的に好き。いい友達や。
「ポテチからはカードがもらえるぞ」
「Jリーグか」
  • 地味におっさんくさい内容ですよね、カードが付くお菓子ネタって。描く人の年代が分かると言うか。個人的にはやっぱり同じくらいの年代なんやなあ、野月楓さん、とか思ってしまいました。

こもち『我が王に願う』

  • 今回は地味に玲さんフューチャー回。今までの些末役ぶりに比さない活躍というかいつも通りでした。出番乙。
    • とはいえ、色々とこの漫画の核心に実は近い人なのかも、というのはちまりちまりと。風真さんの前妻と雰囲気が似ていると澪が感じていたり、風真さんとその前妻が付き合ってた頃からその前妻を意識した服装を心がけてたとか。何か繋がりがあるのか、単に似せてたのがしみついただけなのかは分かりませんが、関係はありそうな予感。
    • 一方、凛華さんはちょくちょく弟の気配感じてる、けど会えないのが不憫。とはいえ、ゲーム屋近くで常に気配を感じる、と言う事はゲーム屋にやってきているのでは? という正しい理解と認識を得て、今後は速やかに会えそうな予感がします。ここも動くとどうなるのか。
あっ 選択肢どれを選んでも拳が返ってくるこの感じ
  • 玲さん、わりと横暴ですよね、静さんに対しては。気心が知れていると言うか気心を知られているからの扱いなのかもだし、ツンデレというのはこういうのものなのかもですが。

とげ『となりの特異点

  • ゾンビ出たらどする? というたまによくあるネタ。ガチガチ考えると日本とゾンビの相性が宜しくないとか、銃器装備ゾンビは邪道とか。確かに銃器装備ゾンビは邪道! であります。それだとロボット兵器と変わんないからなあ。
    • 死体再利用という面ではわりとありな気がするけど、敵味方の識別完了してないと一気に泥沼だろうから、どうだろうか。
    • にゃんこゾンビはわんこゾンビやカラス合唱団じゃねえゾンビよりも敵にしにくいなあ。人だとスパン、だろうけど、なんだろう、この差。
スパンだな
  • 絵夢さんゾンビだったらどうする? で容赦呵責なくスパンを宣言するステラ。にゃんこだと、だというのに。絵夢さん……。

電撃4コマ大賞入選作

  • 一作目。呪いのゲームの封印が解けられた! ら女の子かする。男に戻りたければ残りの呪いのゲームをクリアするのだ、と言う話。大山脈なら戻らなくてもよくね? 俺だったらそうする。世間体はどっか引越せば問題なさそうだと思うんだ。大山脈だよ?
  • 二作目。葉書職人の一日。ちょっとしたハレの日でしたが、ある意味ではあるあるなんだけどあるある出来る層が細いので、私としてはそれが新鮮でした。

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