承前
まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。たまに数が増えたり減ったりする予定ですが、まあそれはそれという事で。
選ぶのはある程度の方針として、前、中、後と衛の定点観測としたい所ですが、それでもほぼ自分の趣味が全開になってしまうでしょう。これ、と言う作品のが最終的に出来る場合も考えられますが、それならそれでいいかなあ、程度のゆるい縛りで行こうかと思います。
それではいってみましょう。
黒田bb『Aチャンネル』
今回は結構レアなけぇちゃんとトオルンの絡みが濃かったですね。と書くと誤解を生みそうですが、勿論そっち方面な訳ないですよ? さておき、けぇちゃんのユー子好きっぷりとユー子の天然具合がいい感じに入り混じって、ただお茶してプリン食べただけなのに一つの回としてまとまっている辺りは流石の黒田bbせんせであります。ちょっとした交流と、ちょっとした誤解が綺麗に回った感が素晴らしい。あの天衣無縫のるんちゃんがいなくても全然大丈夫なんだなあ、という地力の強さも感じられました。わりと凄い回ですよ、今回は。
カヅホ『キルミーベイベー』
やすなのバカさ加減は留まる事を知らない。というかぶっちゃけると段ボールは駄目だ! 強度も無いし関節も弱い! で出た次の案がドラム缶まんまという辺りの底の浅さと、やはり関節が弱いのは改善されてない学習能力の無さは流石のやすなとしか言いようがありません。とはいえ、若干の学習能力として最終形態という名の引きこもりモードを考えついたのは評価したいです。ソーニャちゃんに見事に外に捨てられてましたが。ソーニャちゃん、案外パワータイプだよな……。