石見翔子『しょーがくせいのあたまのなか』のメイン三人キャラ感想 第17回(2016年12月号)

承前

 石見翔子『しょーがくせいのあたまのなか』が大変ブリリアント且つロック且つかっ飛。なのでその感想をしたためよう、特にキャラに特化した感想を書いてみようという試みです。過度な期待はしないでください。キャラに対する雑感と、登場コマ数、印象に残ったコマ、そして台詞抜き出してそれを記載して、記録とするものであります。か(略)
 それではいってみましょう。

いちこちゃんについて

  • 登場コマ数:3コマ(61コマ中)
    • 今回はみゆちゃん夢回なのと、もう一人のいつきちゃんとのダブル主人公なので、他の子が少ないのはしょうがないね。でも、くんくんするその様は犬めいたものがあって可愛かったです。
  • 今回の一コマ

  • このくんくんのかわいらしさったら! 普段脳筋なのを忘れるレベルです。後、こういうのするとみゆちゃんに思われている訳でもあり、そこを含めてやっぱり変な子だと思われているんだなあ、とか・

ふたばちゃんについて

  • 登場コマ数:5コマ(61コマ中)
    • 今回はみゆちゃんのゆ(略)で、出番が少ないのはしょうがないね。でも、オチをきれいに付けてくれたので、遉のふたばちゃんだと言えるでしょう。ここぞの〆にとても使いやすいのが、ふたばちゃんなのかも。
  • 今回の一コマ

  • この〆の巧みさ! これまでのことをきっちりと切り分けて、現実に戻す手管! 石見翔子てんてーの狡猾さがにじみ出る場所でもあります。

みゆちゃんについて

  • 登場コマ数:34コマ(61コマ中)
    • 魔法少女でアイドル、という小学生女子の夢全部乗せの感満載でお送りされる今回で、みゆちゃんはしっかり者として立ち回っておられました。まあ、夢ですけどね! にしても、みゆちゃんの自己評価ってこうなのか、というのがにじみ出ております。自分ではしっかり者だって思ってるんだなあ。全然なのに。そこら辺りも考えると楽しいですね?
  • 今回の一コマ

  • 袖の下とか、意味わかっていっているとすると、わりとそういうものを見過ぎている感がありますね?