![まんがタイムきららキャラット 2020年 03 月号 [雑誌] まんがタイムきららキャラット 2020年 03 月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51sTTjO8Z%2BL.jpg)
承前
まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。三作は中々に選ぶのが楽しいんですよ? 数ありますからね。
選ぶのは好きな作品。とはいえ、号によって振れ幅がありますので、最大のゲインがあるやつ優先です。テンションが違いますよ、テンションが。
それではいってみましょう。
浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』
美少女がコネコネ ニート惨状! ということで和歌さんが来るだけ来て帰っただけの回ですが、疾風のように美少女のコネコネとか言い出して疾風のように裸をさらして去っていく。なんだったんだ、あれ……。という印象だけが残りました。嵐とはかくあるべし、というぐらいに暴威をまき散らして、ヘイトを無効化して消えていく。本当に何だったんだこの回……。とりあえず、へもさんとリリさんに爆弾を残していって本当に……。絶対後に禍根を残すタイプの爆発が起きますよ! いまからコワイ!
伊藤いづも『まちカドまぞく』
CHAOS! 今回は復帰前の肩慣らし回で、お話的要素は基本ない、単なるある日の徒然でしたが、ストーリー面を考えないで楽しい話を描く、というだけでここまで高いレベルのどうでもいい笑い話を駆使してくるとは、伊藤いづも、恐ろしい子! ってなります。こんな化け物だったのか、伊藤いづも!
特に上記コマのいきなりぶっこまれる感は異常で、何が異常って一コマ目ですからね、これ。何が何だか分からないけどとにかくウガルルさんが穴にハマってる、というのを全く理由教えずにぶちこんできますからね。この圧倒的ノー説明のパワ! 再度言いますが伊藤いづも、恐ろしい子!
ナギはカワイイデスヨ! 修学旅行、終了! からのお久しぶりに、という話。個人的にはミホリンとユタカがトオルン同盟! みたいなムーブだったのが大変良かったです。トオルンに、るんちゃんたち以外の友達がいたことが、こんなに喜ばしいことだったのか。そう、先月も思ったことを今月も思いました。
あと、鬼頭先生の脳内の恋愛展開が素早過ぎて、いや流石にそりゃないだろ!? なんですが、これが後々どう響いてくるか。旅行中に発展が無かったので、余計に加速しそうです。