承前
まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。三作は中々に選ぶのが難しくなってきました。総じてレベルが上がってきていますのよ!
選ぶのは楽しかったやつです。どう楽しかったかはその時々に寄るので、わりと適当に選んでいます。一番面白かったとかじゃあ、ないね。そうなると好きな作品についてやってしまいがちですが、まあいいじゃん。
ということでそれではいってみましょう。
伊藤いづも『まちかどまぞく』
いつの間にか開かれていた戦端! なんとなく包囲される桃! ということでシャミ子と同担が増えていた、という話。基本おバカに推移しつつ、最後は桃のことが知りたいです! となって締まるという、見事な試合運びでした。(試合?)
前半のバカさ加減は中々というか、ミカンさんが檸檬百裂拳なる珍妙な攻撃してたとこがすごく良かった。ミカンさんのキャラが上振れというか、ウガルル受肉以降かっこいいからおかしいになってきていて、それでいいのか!? とは思うものの、要所は締めるのでまあ、大丈夫か。ってなるので伊藤いづも先生はテクニシャンだなあ、と思いました。
浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』
地味に5巻が9月まで延期していた昨今ですが、今回はロコちゃんさん王都から始まりました。あまりといえばあまりの展開だったので、ついおうとを王都としました。というかアイドルがしていいことじゃないですよ、道端に王都!
しかし、そうなる展開だったのもむべなるかなというか、正直同情するしかありません。チコちゃんさん、ヤバイと思ってたし、今までヤバイ以外の発言を彼女に対してした記憶がないですが、それでも使用済みリップはあかん……。姉妹だからこその、引かねばならないラインってあるじゃないですか……。越えちゃあかん……。礼節のオブラート……。