不定期な今日の『ゲーミングお嬢様』のワンワードから 第二十八回

アバネロダッシュ→急停止→アバネロダッシュ→急停止

この項の説明ッッッ!!

 週刊連載、マジで続きますの!? と戦々恐々老婆心爆発する中、それでも4回目は挙がっており、やる気……。となりつつも、新展開で嬉しさも爆発。後はネタ切れさえ起きなければワンチャンありますわね。
 そういう大@nani&吉緒もこもこ丸まさお『ゲーミングお嬢様』のワンワードを勝手に解説する項。それがこれなのですわ! ということで今回も入りきってまいりますわよ。

第二十八回『アバロネダッシュ

 アバネロダッシュとは、スト4シリーズでの新キャラ、ルちゃドールのエル・フォルテが持つ必殺技の一つです。コマンドに関しては漫画の方にあるので割愛しますが、このアバネロダッシュエル・フォルテには生命線という技でした。
 アバネロダッシュだけでは、単にチャカチャカ走るだけなのですが、これにはいわゆる派生技、追加入力で違う行動に移る、ということが出来る技でした。
 蹴子様がシュバシュバやっていたのは、アバネロダッシュからすぐに止まる急停止という技です。この急停止というのは、こういうダッシュ系技にはつきものですが、この急停止の凄いところはその急停止が本当に急停止なことです。
 大体のダッシュ系の技の急停止は、一応止まるけど少し動作があるのですが、アバネロダッシュは本当に急に止まります。そしてダッシュしてからほぼすぐに急停止が出来る為、蹴子様のようにほぼその場でダッシュからの急停止を繰り返すということが可能なのです。とはいえ、その場合入力が超難しいのですが。
 なのでこれはほぼネタ、正確無比の高速動作が出来るというの魅せる使い方ですが、コンボ的には近距離大Pキャンセルアバネロダッシュからの、急停止近距離大Pというのがあります。
 ちょっと分かる人なら無限コンボでは? とお気づきになるでしょうが、一応無理っぽい、気絶するし気絶してもコンボ補正を引き継ぐスト4ではその後がさっぱり、ですが、それ以上に、操作難度が極めて高いです。
 特に近大Pからのアバネロダッシュを、ほんの少し走らせて急停止からの近大P、の操作が非常に忙しく、しかし最速で急停止してはいけないというので、出来る人でも5回くらいが限度の世界のコンボとなっています。
 さておき。
 急停止以外にも、派生技は当然あります。その中で重要なのは中段、つまりしゃがみガード不能のトスターダプレス(以下プレス)と投げで、立ちガード不能ファヒータバスター(以下バスター)です。
 もう、この流れでこの二つで二択するんだな。と分かる人には分かるかと思います。中段のプレスと立ちガ不能のバスター、ですからね。基本、エル・フォルテはプレスとバスター、後偶にプロペラトルティーヤで食っていくキャラです。
 ここまでで、別に違う技なら見てガード変えられるだろう、という風に思われた方もいるかと思います。
 だがしかし! まるで全然! その見当は大外れなんだよねえ!!
 というくらいにプレスとバスターは厄介です。というのも、二つの技のモーションはとても似ており、知らない人が見たら区別は恐らくつかないというレベル。そして、プレスやバスターが一度ヒットしたら、そのまままたプレスかバスターの二択に突入可能というループ性もあります。
 その上で、プレスはガードされてもヒットしても離れるので反撃が難しいキャラもいるなど、一々対処難度が高いという、転子様がク、と言いかけたのも当然の仕様となっております。
 さておき。
 とりあえず、この回のツッコミどころとしては、アバネロダッシュ→急停止でゲージ溜めても、溜まるのはスパコンゲージで、ウルコンを打つ為のウルコンゲージは溜まってないので、フライングギガバスターは打てない、なんですよ。でも、あそこでギガバス刺さる方がお話の都合上いいので、許そう。←何派なんだよ結局
 とかなんとか。