シャドウバースソロデイリー特化デッキの話 <レヴィ―ルの旋風>編の2 ビショップ編

この項について

 対戦は楽しい、けどデイリー条件でクラス限定されると辛い! ということで対戦よりも手軽に出来るソロデイリーの重要性が増してきていると勝手に考えている昨今。
 それ向きのデッキ、というのを捏造するのがいいのでは?
 それがこの項となります。
 そういうこととして、今回はレヴィ―ルの旋風環境で使えるカードをちょい混ぜしたソロデイリー専用頂ビショップを見ていきます。
 ちな、前回のネクロマンサー編は、

https://hanhans.hatenablog.com/entry/2020/10/07/172306

 となっております。とりあえず載っけときましょう。
 さておき、それではいってみましょう。

まず頂ビショップとは。

 今回紹介するソロデイリー専用デッキは、頂きビショップを採用しています。いただきぃ! というのではなく、<頂きの教会>というアミュレットの効果を最大限使うデッキとなっています。
 その<頂きの教会>がこちら。

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 1コストの置きもの、アミュレットです。書いてありますが一応説明すると、出たフォロワーの体力の値を、攻撃時に攻撃力の値とする、という感じです。つまり、高体力なフォロワーなら大ダメージが狙える、という塩梅。これに、出してすぐ相手リーダーを攻撃出来る疾走能力持ちフォロワーを掛け合わせて、大ダメージを狙う、というのがこのデッキの基本コンセプトとなっています。体力が減ると攻撃力が減ってしまう、という弱点は、疾走持ちならほぼ気にしなくていいのもいいのです。
 そして上手くいけば5ターン11点というのも可能。プラクティス初級は体力が10なので、つまり簡単にOTKが可能になっております。
 そんな禍々しい気持ちを叶えてくれるやつらはこいつらだ!

メインアタッカー達

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 一枚目は<フェザーサンクチュアリ>。3コストアミュレットでカウントダウン2。つまり5ターン目に、<壮麗なる隼>を出すのが基本となる使い方なアミュレットです。<壮麗なる隼>はリーダーに即攻撃出来る疾走持ちで、攻が3の体が4。つまり頂きがあれば4点疾走になる、というので、このデッキではメインアタッカーになります。3ターン目に貼らないとデイリー特化の基本、5ターン決着に間に合わないので、4ターン目に来たら鬼スルーですが。

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 二枚目。<フラッグフェザーフォルク>。4コスト攻2で体4の即攻撃の疾走持ち。これも、頂きで4点打撃が出せる疾走フォロワーですが、結晶としてアミュレット代わりにもなり、この場合は2コストの結晶で、カウントダウンは基本3。大体5ターン目にこいつが出てくる、という形になります。5ターには後述のこのデッキ最強フィニッシャーがいるので、そこで出て来れれば、一気に相手の体力が飛ぶ、という仕様となっております。こいつは4コストでも使えるので、2ターン目になくてもいいという、良いものです。

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 三枚目。<リボルバーイーグル>。9コスト攻7の体7、というと使い道がねえじゃねえか! と思われるでしょうが、こいつを入れるのはアミュレット代わりの結晶能力の為。3コストでカウントダウン2の結晶として使えます。これで出るのが先にもある<壮麗なる隼>。これを5PP時に出す為に、3ターンを潰す格好になりますが、そうするに足る能力です。一応、<レヴィ―ルの旋風>のカードなので、目新しさもありますがね! <機動二輪車>は攻を上げるので、体で殴るこのデッキには相性悪いところはありますが、偶に頂きが全く来ないという悪夢もあるので、そういう時に疾走札と合わせて使うと効果的です。サブプラン用、と考えましょう。

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 四枚目。打点を出すやつとしては最後ですね。<聖なるアルミラージ・ジャスティー>です。5コスト攻3の体5の即撃出来る疾走フォロワー。能力が色々ありますが、このデッキでは疾走以外は全く考慮に入れていません。5ターンという進化確実のターンに出せて、進化すれば頂きので7点出せる、というこのデッキのマジもんのフィニッシャーです。とりあえず3、4、5ターンと間違えなければCPUなら絶対勝てる、というレべルなので、1、2は遊び、とすら、こいつが手札にあれば言えます。2ターン目でフラッグ埋めてたら勝つる、まであります。
 基本としてこの辺りで殴って勝つ、というのが、このデッキの基礎形です。

と、その背後関係の人達!

 このデッキは、体力を攻撃力にする<頂きの教会>が手に入らないと、かなり辛いデッキでもあります。なので、あるフォロワーで確定サーチできるように構築するのが肝要です。
 それがこいつ。

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 <セイントグリフォン>です。1コスト以下のアミュレットをデッキから引っ張って貼ってくれます。つまり、1コストアミュレットを<頂きの教会>のみに限定することで、確定サーチ及び貼りが可能になるのです。こいつが3コスト、なので、上で挙げた3コストアミュレットと相性が悪く見えますが、4ターン目確定の動きというのがこのデッキにはなく、なのでこれを4ターン目に貼ってしまえばいいまであります。状況をみて動きを変えるのも、またソロデイリー特化デッキの妙味であります。
 残りのデッキパーツは結構好みでやって良い範囲です。

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 これが、私の作ったデッキでのその背後関係の人達です。
 1コストはとりあえず攻1の体2優先。<楽園の聖獣>は違うのでもいいかと思います。そうすると安くなりますから。この辺りは、先に書いたようにこのデッキでのフィニッシュ要素にあまり関わらないので、本当にフリーハンドでいいです。<天象の風・ペトラ>が、偶に刺さる場面もありますが、まあ些事。<宝石の輝き>は頂き確定ではないですが、可能性は上げられるので、好みの量を入れるといいと思います。
 2コストはもっとフリーハンド。すぐ体3のを入れたら、と思いがちな場所ですが、大体殴り合いの末1点になっていることが多く、その割にお残ししてしまうので、ここは標準スタッツ、つまり攻2の体2を選択するのがベターではないかと思います。この辺りは、即効性を高めるというか、一気に11点飛ばせない、守護を置かれてるから、とかの時に、片方が守護を倒してもう片方で、と出来る応用力として如何に少しでも削れるか、というのを体現しているところです。え? なんで<清き転変>? 入れてみたかったの!
 さておき、3コストは基本アミュレットを置くタイミングですが、偶に上手く揃うと、<包み込む願い>が刺さります。場に二枚アミュレットがあると、2ドローと<森の参謀・ムニャール>を出す効果を同時に発動できます。1ターン頂き、2ターンフラッグ、というパターンもまれにあるので、3コストの動きとしては結構上等です。
 ちなみにムニャール参謀は攻1体3で、攻撃する時に相手リーダーに1点を与える、即撃の疾走持ち。つまり、頂きが貼ってあれば、4点、あるいは進化入れて6点を一気に飛ばせるので、思わぬ伏兵感があります。

デッキの形はこないなことで

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 究極すると1、2コスト帯はほぼ要らないまであるデッキですが、それでも細かく打点を出す、というのは盛り込んでおいて損はないのだと思っています。この中だと<宝石の輝き>を採用している辺り、まだ確率を信じ切ってない感じが出ていいですね? 他に何入れるかの目算が立たないのもあるんですけれども。

まとめ。そうねえ。

「1、2コスト帯にもうちょい良い感じのがあれば、って感じでいいんじゃないの?」
「そうですね」