まんがタイムきららキャラット三作感想（2020年12月号）

この項について

　まんがタイムきららキャラットの掲載策の内、三作を取り上げて感想を書いていこう、という趣旨のコーナーです。過度な期待はしないでください。
　後、画面からは3000メートルは離れてみやがって下さい。
　そうすると文字見えませんよね？という千秋声に対するツッコミはさておき、それでは好きなやつをカカッと感想書いてしまいましょう。

浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』

　そういやリーダー決まってなかったぜ！　ということでタルトの顔というつまり汚れの汚名を賭けて、乙女たちは争うのでした。争え、争え……。そしてその醜態を晒せ……。
　ということで、リーダーを決める為だけでよくもまあここまで醜態を、という回でした。リーダーに、タルトの顔になりたくない、というので、皆変態自慢始めてヤバイ。収拾がつかない。そういう回でした。タルトの五人の中では比較的マシなニナさんがロコちゃんさんの靴下が好き、匂いが、とか言い出した辺りで大体察せられる回だったと言えるでしょう。はゆさんも自分は変態じゃない！　とか言ってたりとカオス！　でした。
　最終的に人気投票になるのですが、オチのイノさんに対するファンの皆様の声が酷く、イノさんがタルトの顔ってちょっと……。なことを皆書いててグラス案件でした。まあそうよね……、イノさん、本人の自覚以上にヤバいよね……。

険持ちよ『RPG不動産』

　琴音さんの妹さん、つまり響ちゃんと鼓ちゃん再登場！　今回はお部屋探しを依頼に来たよ！　ということで、響ちゃんと鼓ちゃんが家系のいいとこもってっちゃったんだね……。な有能さで王都で働くことになった響ちゃんと鼓ちゃんのお部屋をしっかり選んだる！　する琴音さんの妹愛に満ち過ぎて過剰な家を見つけたりと、やっぱり妹ズは可愛いもんな、という感想がまるっと出る回でした。というか、本当に琴音さん、みそっかす、ってやつなのかしら……。
　しかし、琴音さんの一時死亡はどういう扱いだったか、というのがしっかり分かって良かったです。そりゃ家族大泣きだわな、普通。そして生き返りましたではてな？　だわな。読者側もいきなり生き返ってわりとはてな？　ってなったとこだし。しっかりそこを描いてくる辺りが流石だなあ、と思いつつも、やっぱり無茶の代償とかあるんだろうなあ、と今から戦々が恐々しております。……そういう漫画じゃねえか？

カヅホ『キルミーベイベー』

　初手一コマ目で映像が無茶苦茶になっており、カヅホ、狂ったか！　ってなりましたが、夢の中の話だったので無問題（モーマンタイ）。成程夢かー。
　ということで、今回は夢を操る刺客の登場。映像面というか、夢の世界なので色々無茶苦茶なんですが、それゆえに刺客としてはかなりまともな相手でした。デスコタツとかと比べると、やってることは異端だけど刺客としてはわりと真っ当なのが頭おかしなりそうです。デスコタツの方が夢だろ色んな意味で！
　さておき、刺客として真っ当だったのでソーニャちゃん大苦戦でしたが、当然一緒に夢の中の世界にぶっこまれているやすなのかっこいいイメージが狂っている上に強かったので事なきを、という、何が事なきをだ馬鹿馬鹿しい！　ってくらいすっきりと頭おかしい展開で解決しました。というかやすなのイメージのかっこいい、異端過ぎるだろ……。気持ち悪いよ！　編集さんも、吸血しそうなやつは強い、って冷静にアオリするんじゃあない！