シャドウバースソロデイリー特化デッキの話 <暗黒のウェルサ>編の1 ヴァンパイアの章

この項について

 人には、ソロデイリーを高速で回さないといけない時がある。今がその時だ。
 と言うボケはさておき、シャドバのソロデイリーをすぐさま終わらせる、10点を速攻でもぎ取る為に作ったデッキ、その更新があったので、文章に残しておこうという項となります。もうちょい早くできそうな気がするんですが、いやでもこれ以上早く出来るのか? という具合にはなっています。
 それではいってみましょう。

さーて、今回のデッキは?

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このようなデッキになっているわ。
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 題の通り、ヴァンパイアのデッキとなります。分かり易いアグリヴァンプのレシピとなっており、まあまあ安い(赤液1万以下。もう少し安くも出来る)ので、ソロデイリー用に作るのもありではないか、というソロデイリー用なんて普通作らないんだよ、という正論で一撃鏖殺されてしまう程度の説得力をもって、見ていこうか思います。
 ああ、相手の体力が10というソロデイリー用なので、かなり構成は絞ってあり、4コストより上のカードは存在しません。自傷もウェルカム。最悪でも5ターン勝利という命題のもとに作られているからです。そういう極端なデッキである、と先にお伝えしたい次第。
 では、カードと狙いについて見ていきます。

いきなりサブプランから紹介。

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 このデッキは基本ビート、顔をガンガン殴るアグロデッキですが、サブプランとして<吸血姫・ヴァンピィ>と<フォレストバット>によるバーンも仕込んでいます。まずその説明から。
 と言っても、場にあれば<フォレストバット>が1体出るたびに1点のバーンダメージを狙う、シンプルなものです。ですが、シンプルな方が使い勝手がいいのはこういうのの基本です。後攻なら4ターン目に<眷属の召喚>と進化で3点が飛ばせる、というのが地味ながら有用だったりします。
 が、この<フォレストバット>を置く要素は、<レヴィオンデューク・ユリウス>と<眷属への贈り物>との組み合わせで一気に無茶になります。3ターン勝利という目が出てくるのです。
 <レヴィオンデューク・ユリウス>の相手の場にフォロワーが出れば1点のカード。それと、自分と相手の顔に1点と<フォレストバット>を出す<眷属への贈り物>。これに<吸血姫・ヴァンピィ>が加われば、<眷属への贈り物>3枚使えばいきなり顔に9点が飛ばすことも可能です。なので10点しか体力のない初級が相手なら、まず3ターンで勝てる計算も成り立ちます。これがこのデッキの最大上振れです。3ターン目にこれを狙うには手札が限定されまくりますが、形を少し崩した形で、ユリウスあるいは<眷属の召喚>をかみ合わせて4ターン目でトドメを刺すと言う事も出来るので、そういうネタもあると思っていただいていいかと。

ちゃんとメインの話もするさ

 基本のビートは、主に疾走札が担います。低コストで並べられる疾走札は、都合3種。

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 <ブラッドウルフ>。ブラウルですね? 未だにアンリミ1枚制限を粛々と受けていますが、このコスト帯で自傷と疾走を併せ持つだけで、アンリミ解放は無いだろう、というところはあります。このデッキですら様々なカードと相性がいい為、3枚入れられるなら絶対入れたいけど1枚制限ですよ? なのでそしてこの諦念……。

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 3コスト疾走札その壱。<サーベイジウルフ>です。このコストで疾走持ち、というのは有難いものですが、シャドバのカードも強くなっていっている為、徐々にその地位を下げつつある昨今です。と言って、格段に下げている訳ではないので、ここでは普通に打点の為に入れています。疾走札は七難隠すっていいますもんね。でも、もうちょい特徴があってもいいのに。まあ、出た時期かなり前ですしね……。

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 3コスト疾走札その弐。<シルヴァリーブレイダー>です。サーベイジと同じように見えて、進化フォロワーが場にあれば攻体ともに1ずつ自バフ、という、明らかにサーベイジよりワンモアあるやつとなっています。サーベイジさんに謝って! これとブラウルの組み合わせでブラウル進化から疾走2枚で7点! とかもありますよ。やっぱブラウル1枚制限やわ……。

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 疾走札ではないものの、攻撃されないと1度だけダメージゼロがあって、次のターンまで生き残りやすい<壊天災。ハレゼナ>も、ある意味ではビートの足しになります。初級ウィッチで除去札は<マジックミサイル>か<デモンブラスト>だけなので、ほぼ除去されない、と思っていい点がこのデッキにおける強みです。これ1枚の為にバフ系を入れていいまであります。

バフ要員

 ヴァンプにも色々とバフ要員はありますが、ここではその中で使いやすいやつ、と言うのを入れています。

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 ハレゼナの為以外でも色々と使えるバフなのが<血統の発現>。攻1バフとヴァンパイアフォロワーに使えば<フォレストバット>を1枚場に。ターン終了までのバフですが、1コストと軽いので様々な場面で役に立ちます。<フォレストバット>も出すので、先述<吸血姫・ヴァンピィ>とも相性良くなっているのもポイント。初級相手なら1コストで1点アップがデカいので、本当に使える1枚になっています。

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 バフ要員としてはやや使いにくい所があるものの、1コストで永続なのが嬉しい<銀矢の狩人>。ラストワードでバフな為、通常の試合なら処理されやすいですが、CPUは初級だとかなりアーパーな為、上手くバフがのるようにしてくれます。ファンファーレでダメージを食らいますが、そこは無視しても大丈夫なのがソロデイリー特化のらしさ、となっています。

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 冒険だ! こと<自由なる冒険者>。2コストバフ要員としては今後も鉄板の1枚になるやつです。こいつというか<従順な駿馬>がバフ要員として手軽且つ優秀なんですが。2の2を出してバフ要員も置くんだから冒険者だって優秀ちゃ優秀です。でも、駿馬が本体なとこありますし……。とりあえず、バフがいるならこいつが強い! ってことですね。
 うーん、バフ絡みでもっと違うソロデイリー特化ヴァンプ出来るかもな……。ってくらいにはバフ色々あるので、違う形も考えたい所です。いつか形にしよう。

副菜的なバーンもあるよ

 さておき、前にあったバフは、1点のものが多くて結構抜いたんですが、それでも直截なやつは残していたりします。

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 <蠢く死霊>は1コストフォロワーですが、相手とこちらの顔に1点出せるのでぶち込んでいます。次に作る時はいれ替え候補ですが、1コストで1点はやはり大きく、これを越えるのは<眷属への贈り物>しかないので、そういう意味では貴重な1枚ではあります。地味にナーフされたカードでもありますが、もう誰も覚えてねえよ、その話。なのが切ない所です。

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 <鋭利な一裂き>。自傷2点に相手顔かフォロワーに3点。ある意味でヴァンプを象徴するカードです。次のカードでほぼ上位互換されていますが、それでもベーシックカードなのと、顔3点カードはいくらあっても困らないので、やはりこのデッキでは採用しています。体が削られるのもこのデッキなら基本無視していい要素。通常のデッキでも無視されることが多いですしね。

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 <紅のワルツ>。進化権回復か相手顔3点かをチョイスするカード。このデッキでは当然顔3点を選択します。これがあるので一裂き要らなくね? まであるカードですが、顔3点ならいくらあっても困らないので、このデッキではやはり優秀な1枚になるかと思います。これか一裂きを合わせて2枚持っていれば、4ターン目に6点ですよ、奥さん。勝利目前ですよ、奥さん。

動画もつけちゃう

 カカッと作る光景と、プラクティス3戦をどれくらいで終わらせられるかのタイムアタックなども入れた動画が下記のものとなります。
Youtube
youtu.be

ニコニコ動画
www.nicovideo.jp

 ということで、ソロデイリー特化アグロヴァンプでした。今は使われていないカードが多いので、これをわざわざ作るのはあれかもですが、レジェンドは特には行っていないのと、ヴァンピィ路線を無くせばもうちょっと安くできるのがポイント高いかと勝手に思っています。その辺も意識した奴を作ってみるのも面白いかも、なのでまた作ってみるかも?
 と、勝手にやる気を出しつつ、この項を閉じたいと思います。したらな!