先々月のまんがタイムきららチェックポイント(2021年7月号)

まんがタイムきらら 2021年7月号 [雑誌]

先に総評

 むらさき*『えるくえすと! ~勇者エルヴィーラは現実世界に転移しました~』、連載開始しましてございますー!! なにぃ!? それは真実(まこと)であろうな!! とボンガロギースとビリーのやりとりをするくらいデカいトピックなのが、えるくえの新連載なのです。ここ最近の新連載が、トンチキ半分きっちり半分、でもきっちりよりトンチキの方がパワーがあるせいで、どうしてもトンチキイメージが強い展開でした。
 だがしかし! まるで全然! 今後トンチキが台頭するには程遠いんだよねえ!! というくらい、きらららしい球筋の作品がアラワレてくれました。今までのトンチキの積み重ねからすると、本当にありがたい、なんだかとっても、ありがてぇじゃねえか……。とCV稲田徹の国語のもみあげえ↗! みたいな声がするっと出るくらいには、とにかく有難い。えるくえとはそう言う漫画なのです。
 末永く続くんやで……。と謎の位置から発言しつつ、総評と代えさせていただきます。

個別チェック三連弾

  • かきふらいけいおん! Shuffle』
    • 新入生歓迎会、ベタベタヤンケー! ということで、『けいおん!』の伝統の新歓ライブに向けての展開に。全体的に真帆さんオンステージというか、真帆さんの性格面、ド真面目がきっちり出た形になっていたのが印象的でした。真帆さん、真面目なのにボケの方向になりやすいのが面白いですね? 今回は最終的にしなのパイセンに教えを乞うことになり、さてどうなる、でしたがしなのパイセンの性格と真帆さんの性格、水と油だからなあ。誰か乳化させて!
  • 荒井チェリー『むすんで、つないで。』
    • 倉石さんと鳥居さんの近接戦闘まがい。どっちも有効打が分かってないので虚空を殴り合う展開でしたが、最終的にはなんかいい感じにはなるにはなりました。薗部の姓は漫画インターセプトに任ずるのせいで最後のイメージが薗部一色になってしまいましたが。いや、ほんと虚空を殴り合いながらもなんとなく近づいてたのが、一瞬でなんかふわっと終わったのが堪らないですね。あれはあれで近くはなったんだろうけど、お互い虚空を殴ってたせいでそこが分かってないかもしれんのが特に。全く薗部姓は!
  • ちょぼらうにょぽみ『探偵夢宮さくらの完全敗北』
    • 今までの飲み食いの代金、部費だったし使い過ぎやオラアン! ということで因果が応報の時を迎えます。ちょぼ先生は案外こういう因果に対する応報はきっちりしている印象ですが、本当にしっかりと僕のビンテージが芳醇の時を迎えるみたいに因果が応報される時を迎えると、それはそれですごい漢だ……。ってなります。女の人だけど。というか夢宮さん、案外探偵部の面々を操る能力が高くなりつつありますねえ……。珍獣使い……。

先々月のみくるん『はなまるスキップ』

 今月も『はなまるスキップ』の時間がやってまいりました。無頼の日々、ただ悔ゆるのみ。只今より「道場は芝居をするところにござらぬ」。という茶番を繰り広げてテンションを狂わしながら『はなまるスキップ』を語るのは因果。
 早速始めましょう。
 今回は、ピクニックと言う名目で行動、なのになぜか競馬場に到達するという、ミラクルZを魅せてくれます。もうこの段階でワッザ!? なんですが、それが色々回り回って馬券が当たる、というケッチャコ……を魅せてくれます。
 わりとぽかぽかって言いたいだけだろオラアン! ですが、その発言でハナマルスキップが頑張って馬券につながったので、何が奏功するか分からない、とは言い切れない。兵も出始めておるのですぞ!? とわりと錯乱せざるを得ない展開でした。というかシェフ子ちゃんの弁当は本当に質量があるやつなんですか!? 風で飛ばされ過ぎだろ! とどうでもいいことをつっこみだしたらもう駄目。
 そしてアイドル好き子さんはもう単体でアイドル研開いた方が絶対いいと思ったりしました。やつらに関わるんじゃあない!
 とかなんとか。

先々月のワンワード

もう帰りまーす

  • の、いる場所があれならそのノリでいいんだ!? まで含めてリリリシズム全開で最高というか最ッ高だぜ! チームサティスファクションの復活だッ!!(カーン!) までありました。状況が風雲急を告げに告げてるんだけど、この漫画だから一瞬出なかったことにもなる可能性もあり、別の意味で油断ならなくて困ります。そこがいいんだ……(スパロボα外伝のキッド・ホーラ顔で)。