まんがタイムきららキャラット三作感想（2022年2月号）

この項について

　まんがタイムきららキャラットの三作を取り上げ、感想を書いていくという項です。インパクトが強いのが中心になります。しかし最近後衛がゲスト構成なので、どうしても前の方に偏ってしまうのですが、その辺の改変がいつか来るのか、というのは気になるところです。そろそろテコ入れして！
　それではいってみましょう。

カヅホ『キルミーベイベー』

　今までも謎な方向性、デスコタツとかあぎりさんの家のシノギとかはありましたが、今回はこの漫画の偉大なベース、基礎であるやすなの異次元ボケから話が作られる、というオーソドックスに狂った回でした。
　今回の基本は出汁。マジで出汁。その中に、明らかに場違いな河童の干物というアーティファクトがぶち込まれ、そして復活する河童！　というので、全体的に一ヵ所が跳び抜けてくるくるぱーではないものの、初手の洗濯ばさみの出汁というワードから河童のミイラの運用まで、個々のパーツ全てがくるくるぱーという、今までのキルミーでも相当ヤバイ回だと認定しました。カブトボーグの中島島回レベル、と言えば私は怖気奮うんですが、卿らはどうか。

肉丸『ばっどがーる』

　清木清、こいつはヤベー！　ヤベー匂いがヤベー！　ヤベー匂い以外ないくらいによー！　という感じで錯乱した実況王みたいなテンションになる清木清さんが個人的にドツボだったと、お伝えしたい。『ヒャッコ』の杏藤子々と同じタイプのスタンドだぜこいつはよー！　いったん子々さんを思い返せばよー。これで全然卑怯じゃねえわけだなあ。←錯乱
　女の子好き、な上に嗜虐心も高いタイプというのは超ツボで、ファンクラブを今から創出してNo.1を取りたいレベルです。どこに行けばファンクラブ創れますか！？　え、勝手にしろ？　それだと肉丸先生に公認貰うの大変じゃないですか。いや、創ってもらうはより力強いからありか？←いい加減錯乱から回復しろよもー

GAGAGA『あやしびと』

　再び、互いに会えると信じて……！　というエンドでしたが、これ単行本の方で最後にフォローするやつですか？　買ってるけどまだ読んでない、雑誌の方で最終回読まないと読まない縛りだったので分からんのですが。でも、皆頑張っているなら、再会して欲しいですね。
　にしても、あの中でサカサさんが一番マジでやっている、というのが大変によによ出来る。前回でバクザン先生の爆弾発言してたのを考えると、本当にガチだったんだな、というのもありますが。そして、最終回のみのおぱい眼鏡要員投入されたやったー！　でもこれ最終回です。出せなかった属性を最後にかましてくるの、粋ってやつやね……。