先に総評
この号の注目点は、やはり新連載の福きつね『それでは、ステキなセッションを。』という新連載でしょう。
バンド物という、きらら系では『けいおん!』以後は折々であった題材ですが、まだバンドを作っていないペーペーの演奏家なことや、謎のガチャという不思議な要素が加わることで、一気に独自要素として立ち上がっています。
ある意味では、きららだからこそ出来る、というファンタジーな要素が、しかし結構地に足のついたものとなっていて、この辺り、地に足がついてる部分が浮つくのか、それともしっかり根ざすのか。その辺が大変楽しみに見れる漫画です。
あと、女の子が皆チャーミングデスヨネ。というきららであるべき部分はしっかりしているので、そこを重点で見ても楽しめる漫画でもあります。ぶっちゃけ好みの絵ですねえ……。
と、それステについて書いて、総評とさせていただきます。
個別チェック三連弾
- かきふらい『けいおん! Shuffle』
- ミナミト『ほぐして、癒衣さん。』
- 基本の二人の距離感がなんかバグッているこの漫画ですが、口元近くにいたから、というのでキスしたのか? って普通ならないでしょー!! まあ、よだれ拭ってあげた、というのまた答えとして出てこないので、イーブン! ではあります。というか、よだれ拭うのもそれはそれでエロスなので、やはりバグってるとこあるな、あの二人。
- ちょぼらうにょぽみ『探偵夢宮さくらの完全敗北』
- サニャさん、ラブレターを貰うの巻。当然、ただで済むわけもなくさくらさんはジェラって、まともなのがいなくなるというハメになりますが、最終的に、お前、水の中じゃん……。という訳の分からない展開となってエンドとなりました。なんか百合押しし始めたな……。
この号のみくるん『はなまるスキップ』
貧乏になってしまっためぐりさん。その過去が回想されます。ぼっちになった理由なども。
でも、今は違うんだ、というのがしっかり提示されて、なんだかとってもありがてぇじゃねえか……。とCV稲田徹になるばかりです。まあ、いきなり業績回復して貧乏脱出した辺りはこの漫画らしいな、というものでしたが。というか、ちゃんとすると意外とちゃんとできるなこの漫画……。
この号のワンワード
- 肉丸『ばっどがーる』より。
時代はさぁ
暴力なんだよ
- ウェルカム、世紀末! という漫画ではないですが、カッコウの托卵で暴力・・・・! 暴力は全てを解決する・・・・! となった優さんの明日はどっちだ。
- 托卵で暴力! ってちょっと意味が分かるようで分からないのがいいですね? その上実際暴力したら手をぐにゃる辺り、暴力に向いてないな、優さん。