スパロボ30特選ユニット語り 第四回

【Switch】スーパーロボット大戦30

この項について

 『スーパーロボット大戦30』で、こいつ使ってますという話をする項です。前からだいぶ期間が開きましたが、格ゲーが面白過ぎる、GGSTが永遠じゃねえ、無限だよ。出来るので、是非もないよね!
 しかし、スパロボ30もこれはこれで名作です。今までのスパロボの中で言うと流石に超はつきませんが、それでもかなり高い位置に、私の中ではあります。世間の評価とか、まだ全然見てないので、実際どれくらいの好評と悪評があるのかしらんですが、とりあえず自分の中で面白いと簡潔に出来ていれば、後はどうでもよかろうなのだーッ!! と井上和彦声になる。そんな最近であります。
 というのはさておき、久しぶりにやるこの項ですが、今回は”V2アサルトバスターガンダム”について語っていきたいと思います。
 それではいってみましょう。

第四回 ウッソ・エヴィン&V2アサルトバスターガンダム

駄弁り

 『Vガンダム』がスパロボに参入したのは、確か第二次スパロボGですが、それ以上にスパロボα外伝での印象が強いです。スパロボα外伝は外伝という特性上、だいぶシナリオがかっとんでいましたが、その中でも添え物に近い『Vガンダム』はそれでも中々使える機体だったと記憶しています。それ以上にカテジナさんの扱いが酷かったというか、αで生き残ったのにこれかよ!? だったのが記憶にこびりついているのですが。
 さておき、スパロボ参戦は結構長い間していなかったVですが、スパロボ30でマジ久しぶりすぎる参戦をしてくれました。それもあって、Vガンの内容はスパロボ30でもしっかりやっていた印象です。
 そんな久しぶりのVガンですが、機体も段階を踏んで強くなっていく、というある意味では懐かしさすらある変化があります。今回はVダッシュ→V2→V2アサルトバスターという段階を踏んでいきます。その過程でVダッシュヘキサやV2がもう一体など、Vガン系の機体はスパロボ30では結構数が多く、二周目はこの辺を勝つよしてみようか、と考えています。
 それはどうでもいいか。次いきましょう。

基本性能

 V2アサルトバスターはV2より若干運動性が落ちるものの、それでもウッソの能力と組合わせるならほぼ問題ない、という機体性能です。
 基礎移動力も8と高く、最大射程もメガ・ビーム・キャノンが7とちゃんとある為、その回避力をもってして前衛から中衛にかけてフォローできる良機体となっています。
 5段階改造ボーナスは元からある移動力に+1と、もっともお世話になる武装である光の翼の威力+200を。回避などにテコ入れがある訳ではないですが、先述通りウッソの能力が高いのもあってそこに対してきになることはないでしょう。
 基本的に弱点の少ない機体ですが、後衛に使うには微妙、という難癖はつけられます。それと、若干エネルギーの消費量が多いのも。メイン火力兼メインP武器光の翼が結構燃費が悪いです。
 それでも全然不備と感じないので、やはりバランスの優れた機体、といっていいでしょう。誰が乗ってもそつなく使える、という良機体です。

武装ピックアップ

スプレー・ビーム・ポッド

 光の翼使えるまで気力が溜まっていない時に一番活躍する武装です。V2アサルトバスターは光の翼が使えるようになるまでP武器で射程3まであるのがこれだけなので、自然、よく使う形になります。
 地味に弾数制なので、ENの消費を抑えたい時などでも有用です。ビームサーベルも意外とEN食いますから、弾数制は地味にありがたいものです。
 とはいえ、光の翼の前座という印象もあります。スキル関係を育てて光の翼をもりもり撃てるようになると、自然忘れられるのですが。その辺が後半での低威力武器の悲哀を感じます。

メガ・ビーム・キャノン

 V2アサルトバスターの最大射程武装。威力もあり、また気力も必要ないので、突っ込んだ後にこれを撃ちまくる、というのはV2アサルトバスターのお家芸と言えます。V2アサルトバスターの突進からの展開を作る武装、ともいえましょう。
 また、中衛として使う時も、高い効果を発揮する武装です。もう少し射程があれば、という部分はありますが、狙撃系である後衛のように使う機体でもないので、その辺は贅沢でしょう。
 消費ENはそこそこある為、何ターンも回復なしに、というのは難しいですが、1ターンくらい突撃させれば大体壊滅させられる程度には強いですし、射程が6のメガ・ビーム・ライフルが弾制なので、状況を見てそちらと併用すれば、わりと長く戦えます。

光の翼

 V2アサルトバスターのメイン武装であり最大火力。P武器で射程も5とそこそこある為、光の翼が使えるようになったらガンガン突撃して光の翼で鎧袖一触、がV2アサルトバスターの面目躍如になるとこです。
 威力はガンダム系ではやや高いくらいですが、その汎用性の高さを考えると、むしろこれがもっと威力あったら強過ぎだろ、まであります。照準値を下げる効果に至っては、そんなのあっていいの!? まであります。
 必要気力も110と低い為、参入時期では既に闘争心で初手から気力110ある、という状況も多く、マップ初頭からもりもり使っていける点も良いです。
 弱点は消費ENが多い点。70も使うので、EN関係のテコ入れは必須。ですがそれさえすれば、はちゃめちゃに使いやすい機体の誕生です。

ウッソのステータス

 基本的にガンダム系のパイロットらしい回避命中の高さと、高いニュータイプレベルで前線に置いておいても安心、というステータスです。流石に作品代表だけはある、と言えるでしょう。
 エースボーナスは命中+20と通常の回避と別に更に40%の確率で回避出来る、というもの。とはいえ、育てていればその40%回避もあんまり出番がないですが。
 精神コマンドはV2アサルトバスター向きにチューンされている、といえるくらい、V2アサルトバスターと相性がいいです。狙撃と突撃があるので、V2アサルトバスターならメガ・ビーム・キャノンを活用しやすいです。
 ガンダム系なので他の機体にも乗れますが、どの機体に乗ってもきっちり扱える、という能力であり、精神コマンドとなっています。やはりV2アサルトバスターが一番かもですが、Hi-νガンダムとかに乗っても活躍できるでしょう。

スキルの考え

 乗せる機体をV2アサルトバスターだとしての話ですが、やはりヒット&アウェイと闘争心は必須です。
 ヒット&アウェイは後衛や戦艦ならマストですが、中衛をすることがあるキャラでもあると全然違います。行軍速度が劇的に変わるので、前衛以外は全部ヒット&アウェイ突っ込んでますよ。
 闘争心は、気力で使える武装が増えるスパロボではこれまたマストの一つ。V2アサルトバスターなら気力110で光の翼が使えるので、闘争心を盛ってマップ初頭から、というのは狙いとしていいものがあります。
 他では、やはりEセーブが欠かせません。光の翼を乱発したり、飛びこんでメガ・ビーム・キャノンで蹂躙したりと、ENはかなり使うからです。機体の改造は元より、スキルでの軽減もきっちりしたいところ。ウッソがLV1を所持しているので、少しだけ安く最大まで上げられるのがいいです。
 他だと、回避が上がる見切りや、攻撃力底上げアタッカー、突撃するタイプなら使いやすい再攻撃辺りもおススメです。特に突撃する系は援護攻撃の恩恵が受けられないので、再攻撃が非常に有効になり、技量をこのために上げるのもありです。

強化パーツの考え

 基本的には運動性に影響のあるものと、移動力増進があれば戦いやすくなりますから、ミノフスキー・ドライブ、ハロ辺りは相性がいいです。ハロは移動力、照準値、運動性、射程に影響があるので、余裕があればおススメしたい強化パーツです。
 また、ENの問題を解決する強化パーツも有用です。運動性も上がるユグドラシル・ドライブや、毎ターンEN全快のハイパージェネレーター辺りがおススメするものです。

基本運用

 前衛と中衛で使いやすい機体、と述べましたが、個人的には前衛、突撃するタイプとして使っています。
 闘争心とEセーブをEXまでつけて、ENも改造と強化パーツで更に補う状態にしてもりもり前に出てもりもり光の翼を撃つ、というユニットにしております。武装も強化しているので、光の翼でなくても倒せるならそうしたり。ある意味でSEVENと同じタイプの使用感をしています。
 しかし、中衛として使うことも可能なのがこのユニットの非凡なところ。ウッソが狙撃と突撃持ちなので、射程9の武器としてメガ・ビーム・キャノンを遠くから当てる事も可能だし、射程7のP武器としてメガ・ビーム・キャノンを使うことも可能です。
 前衛が足りている時は中衛。中衛が足りている時は前衛。そういう使い分けも可能なので、どちらの層の厚みも欲しい時はV2アサルトバスター。そう考えていいかと思います。

また駄弁り

 今回は久しぶりの登板となったV2アサルトバスターでした。どういう性能で来るか、と思ったら意外と使いやすいユニットだったので、メインとして使っています。
 特に突撃させるのが趣味なところがあると、その扱いやすさが際立って感じられる、というのはあるかと思いますが、そこでぶっ壊れとはいわないけど、わりと強すぎない? って感じでお出しされると、こやつめー。ってなります。
 今回はウッソ乗せ運用で考えていますが、他の人が乗っても使いやすいので、二周目ではウッソではない人に乗せよう、と考えています。誰を使うか、はまあそんとき考えましょうか。候補はいっぱいいるから、悩むでしかし。
 さておき、今回はこの辺りで終わりってことで。
 したらな!