まんがタイムきららキャラット三作感想（2022年4月号）

この項について

　まんがタイムきららキャラットの三作品限定で感想を書くという感じの項です。前は前衛とか考えてましたが、やはり最近のキャラットは後衛にすがれるのがないので、どうしても前のめりというか早めのやつをやってしまいます。こればかりは致し方ない。
　さておき、今回も三作感想やっていきましょう。

中山幸『ブレンド・S』

　いつもの面々でクリスマスパーティー！　わちゃわちゃした中で、しかし最後に店長が爆弾発言！？
　この漫画の最終回があともうちょい、とアナウンスされましたが、だからこそのパーティーだろ！　ってくらいにキャラが動いていて、この漫画本当にキャラも良かったんだなあ、という余韻に浸ったり。特にひでりキュンはいいやつでしたよ、本当に……。
　まだ終わってねぞ！　ですが、あるいはこのキャラのわちゃわちゃが見れるのも最後なのかも、と覚悟しています。いやまあ、この漫画なので最後までキャラがわちゃわちゃして終わりそうですけども。そっちのがらしいっちゃらしいんだよなあ。最後までいいコントみせてほしいですね。

猫にゃん『ニチアサ以外はやってます！』

　博見さんとあかねさんの距離感バグッてることで有名になりつつあるこの漫画ですが、今回も1ページ目からその片鱗というか、えっ？　百合？　が発動してて、そこから少し前、と時間が戻ったことによる、猫にゃんさん！　あんたと俺は！　仲間じゃなかったんでぐあっ！　ってなりました。これを引っ張るのずるくない！？
　さておき、内容の方は勉強会。あかねさんが劣等生なのを存分に使って全員で勉強しよう、なのですが、そこでやっぱり博見さんとあかねさんの距離感バグッてるよねえ！？　されるので、もう博見さんとあかねさんをそういう目でしか見れなくなってきます。
　でも、オチは1ページ目の真相で、そういうのじゃなかった、みたいなことされます。信用できるか！　というかもうこっちは博あかの脳なんだよ！　と厄介オタクになってしまってもう駄目。いや、あれだけされたらさあ！？

カヅホ『キルミーベイベー』

　今回は久しぶりのようなそうでもないような、というかあぎりさんのシノギ回が多いから久しぶりに感じるだけなのか、とにかく刺客回です。
　やすなが導入で磁力ヘルムという謎装備で、その磁力で黒板に引き寄せられる、というのから入ったので刺客回と一瞬気がつきませんでしたが、やすなが謎装備を持っている時はよく考えると大体刺客回なのです。
　そして、相手も磁力を操る刺客。体のフォルムがＵ字磁石と人間離れし過ぎていて、最近の刺客としては特段に怪人感が強かったです。その磁力を操る、で色んなネタもかましてましたが、ナチュラルに石投げられてたり、磁力じゃないけど小銭に引き寄せられたりと、なんか大変なんだなこいつ。って感じがあって好きな怪人です。（刺客だ）